<<人間>>人間教育(13)

2013 年 10 月 9 日

  56歳から、そう60歳にもなれば、一応でも、この年齢まで生きて来れば、それなりの人間になっておいて欲しいのですがね。
ある人ですが、会社では、まあまあの出世までしてから、定年を前に{{うつ病}}になってしまって、{{こころ}}の動きが出来ないのです。
眼前の出世から、普通の人間に、また、給料も減ってしまいます。
人生の道のりを全く考えていなかったのですから、哀しいものですよ。

  人間って、此の世に誕生した以上は、余程の事、例えば、先天性疾患などで、頭の意識の回転が上手くいかない場合は別にしておいて、人間関係の成立が最大に大事ですよ。
それにも関わらず、人間の生き様と言うか、本性は、眼前ばかりを眺めて自分の好みの{{物事}}を得る事ばかり考えています。
己の{{こころ}}の内容を確認しないままで、生きているのが人間でしょうね。

  そう、60歳まで生きて来たら、昔は、これ以上は働かなくて良かったのですよ。
特別な人達は、例外としておいてですよね。
そう、昔でも、結婚しないで、独身のままで一生を終わる人達も見られました。
でも、今の方が多いですよね。
結婚しないままで、人生を終わる事、これが悪い訳でもありませんが、人間世界には「「男」」と「「女」」しか居ませんので、男性であろうとも、女性であろうとも、誰とでも、{{こころ}}の葛藤を持たずに交流できる事が大事です。

  もう、この年齢では、誰からも何も言われずにでも、自分の親、母と父と自分とが如何なる感情を持って交流して来ているのかを、明確に確認しておくのが大事です。
余程{{運}}が悪いと、この年齢でも、認知症になっている方々も、時折に見られます。
でも、多くの方々は、それなりに、認知症は少ない状態でありましょうから、人生の残りの生活の中で、{{こころ}}の平和を抱えて生きられるように考えましょう。
勿論、この年齢にても、人生を有意義に生活されている方々も多いでしょう。

  面白いと言うのか、大変だと言うのか、当方は何年も「「心理療法」」に関わって来ていますが、人間の現在の{{こころ}}・{{こうどう}}・{{かいわ}}などは、全てが、過去から作り出されていますよ。
人間、色々な方達が見られますし、何度も、繰り返して伝えていますが、生い立ちの{{こころ}}と、育つ過程での{{こころ}}と、現在の環境での{{こころ}}が入り乱れて、形成され構築されているのです。

 この年齢では、本当に色々な人達が、矢張り、見られます。
夫婦で住んでいても、仲良し夫婦、仲は良かったにしても死に別れ、或は、夫婦は生きていても、子供達が先に死んでいる場合、仲良くない親達と子供達などなど・・・、様々な場合が有ります。
結婚していない人達、親の、俗にいう{{すねかじり}}のままでの人もいます。

<<人間>>人間教育(12)

2013 年 10 月 7 日

 50歳から60歳にかけての55歳の前後では・・・・・、
そう、今は、人間社会の変動も顕著であります。
自分で働いて「「金銭」」を稼がなければならないが、自分で働いて自分で食べるのが当然でしょうが、人間社会の規則の如くには、生きる事が出来ていない場合も有ります。
こんな年齢で、時には、仕事もしないで、結婚していても衣食住の保護を受けている人達、この年齢にても独身のままの方達、或は、結婚して家族の形成で暮らしていても、夫婦の片方の状況で「「生き別れ」」や「「死に別れ」」、色々様々なケ―スも有るでしょう。

 また、先進国や発展途上国にても、社会の制度も、随分と違います。
案外と、興味あるのは、「「男」」と「「女」」の関係ですよ。
先進国では、結婚しても{{夫婦別性}}は当たり前で、離婚&結婚を案外と簡単に繰り返していますよね。
でも、お国柄ですし、日本では、日本の通りに生きて行かないと仕方がないでしょうからね。
日本でも、最近では、人間社会や家族制度も変化して来ています。

 今後、益々と、人間の全体が、平均して経済的に苦労するでしょうからね。
そんな経済的に苦労の中で、高齢者が増えて来るでしょう。
一部の方達を除いて、多くの方達が苦労するでしょう、経済的にもですよね。
人間個人は、それぞれが、皆が苦労するのですが、他者との関係で「「事件」」や「「犯罪」」などは、起こさない人間であって欲しいものです。
でも、経済的に苦しくなりますと、人間同士、親と子であろうと、兄弟姉妹であろうと、一緒に住んでいますと、必ずや、「「事件」」や「「犯罪」」などへと続いて行くようです。

  最近では、老々介護とか、親と子の介護家族など、色々と有りますが、子供達が50歳頃でも、或は、60歳頃でも、貧困が重なりますと、必ず、「「事件」」とか「「犯罪」」につながって来る場合が多いです。
人間は、どんな立場に置かれても、最低限で少しでも働いて「「衣」」・「「食」」・「「住」」だけは、出来るようになっておくべきでしょうね。
働く事は人間社会の中で、必ず、他者とのコンタクトに苦しまない人間であるべきなのです。

 50歳の半ばまで生きてるから、人間的に成長しているのかと問われれば・・・・・、
違うのですよ。
人間の面白いのは、人間世界で長く生きている程に、幼児返りする人たちも見られます。
だから、このくらいまで年齢を重ねているので、立派な人間になっているだろうと思うのは大きな間違いなのです。
人間が、一番に悩まないで生きるのは、当方が真実に伝えるならば、必ず、己の真実の{{こころ}}を知って反省するか、懺悔しながら生きる事でしょう。

「「反省「「懺悔」」もした事が無い人達は、尚更に、勉強して下さいませ。

<<人間>>人間教育(11)

2013 年 10 月 4 日

 人間も、やがては、若い、若い積りでも、必ず、高齢になっていきます。
人生、昔では、50歳にて、「「夢」」と「「幻」」などと言っていました。
そう、そんな時代もあったのです。
最近では、50歳を過ぎても、男性も、女性も、案外と、独身の方達も増えているみたいですよ。

 この年齢で、例外もありますが、普通の通りに社会適応できているのか、どうかでしょう。
一見、そのように順調に見えていましても、職場などにて、「「人間関係」」が上手く出来ているのかどうかでしょう。
家族を持っても、{{見かけ}}は良く見えても、家族の仲、内側では、どんな事柄が起こっているのかも分からない場合があります。

 世の中では、沢山の「「事件」」や「「犯罪」」なども起こりますが、どんな状況の「「事件」」や「「犯罪」」にても、その人の幼い頃の{{こころ}}が動いていますよ。
人間の{{こころ}}って、沢山と勉強すれば、凄く面白くなって来るものです。
大変に興味がありますよ。
悩んでも、悩んでも、苦しんでも、辛い思いをしても、何故に、自分がそんな辛い思いをするのか考えようとしませんから、人間って、不思議でもあるし、悲しいものでもあります。

 人間は、悩みさえ無ければ、幸せなものです。
自分の置かれた環境の中で、気楽に生きる事が出来るならば、
50歳を過ぎても、悩むなんて馬鹿げていますが、それが、人間の{{面白さ}}でしょうか、悩みから脱出のための{{勉強}}をしないのですよ。
簡単に言って、何事にも拘らなければ、絶対に悩みは無いでしょう。
でも、人間は、あれこれと考えますので、拘って生きているのです。

 人間は、50歳を過ぎれば、{{こころ}}も成熟して、益々と立派な大人として成熟しているのかと言えば、色々な人達が居られます。{{幼児返り}}していたりして、益々と人間としては、マイナスの方角に入っている場合も見られますよ。
女性では、{{空き巣の症候群}}などとも言われる症状も・・・。もっと早い時期から出ている症状&場合の方が多いのですが!!!。

 人間、常に、人間社会で人生の生きる意味や{{人間社会の仕組み}}を自分でも独学で学ぶ{{こころがけ}}が大事です。
自分の人生で学ぶ「「意志=気持ち」」を持たなくては、駄目人間のままで、生きるだけとなります。
自分の{{こころ}}を磨くために、最高に大事な事は、己の過去を詳細に眺め「「反省」して、また、「「現在」」を反省し、それから、自分の未来に向いて熟慮すべきです。
自分の親と、また、自分の子供、自分の「「生き方」」に理解できます。

<<人間>>人間教育(10)

2013 年 10 月 1 日

 40歳第後半ですよ。
50歳までですね。
誰もが、人生の半ばを通り過ぎてしまったと言っても、良いですよね。
会社によっては、これ以上は給料が上昇しない場合もあります。
人間には、色々様々なケ―スが有りますよ。

 50歳までに精力的に働きすぎて、疲れてしまう場合もあります。
また、ぼんやりと生きて来た人達が、突如に、懸命に働き出す場合も有ります。
難しいと思われるのは、仕事と家族への{{思いやり}}は両立しない場合が多いですよ。
仕事を大事にし、頑張れば、家族への{{思いやり}}が抜ける場合もあります。
家族への{{思いやり}}を大事にすれば、仕事に{{力=エネルギ―}}が入らない場合も有ります。

 人間の生き様って、案外と大変です。
家族が、仲良くしていても、外的刺激や外的摩擦と一緒になって、悩まざるを得ない場合もあります。
そう、この年齢では、母親や父親も病気をして、入院したり、施設に入ったりする場合もありますね。
その分、「「金銭」」も必要だったり、余分なお金を両親が持っていなかったら、子供達の支払が必要になって来ます。

 そんな時には、家内の親か、主人の親か、どちらかで、問題にもなりますよ。
自分達が、一人っ子か、そうでないのかでも、色々と考えますよね。
また、考えざるを得ない場合も有ります。
人間は、50年間も生きても、悩みますよ。
その年齢になってから、初めての体験が沢山と出て来ますからね。
家族の問題や親子の問題、夫婦の問題などなど色々と、沢山と出て来ます。

 また、気づかないのは、己が突然に病気になって倒れてしまう場合もあるのです。
家族の中で生きていても、兄弟姉妹の数によっては、また、余分な悩みを抱えますからね。
そう、こんな年齢でも、財産相続などで揉め事を起こして、何年が過ぎても、解決しない場合もありますよ。
新しい家族を形成するばかりに、兄弟姉妹の喧嘩が起こったままで、片付かない場合も,案外と多いですよ。

 人間は、家族を中心として、より楽しく、より良いものを創造して行くのが良いのですが、自分達の思う通りには、行かないのが、人間世界の習わしでしょうからね。
皆が真面目に生きようとしても、誰かが、余分な考えや余分な行動を起こしてしまって、上手くまとまらない場合もありますね。 

<<人間>>人間教育(9)

2013 年 9 月 28 日

 40歳の半ばにもなりますと、人間の個人差は結構と増えて来ます。
勿論、今ではスポ―ツなどで、若年の頃から沢山の「「金銭」」を稼ぐ方達も見られますよ。
そんな方達が、誰も皆が人生の後半にまで{{幸せ}}かどうかとなりますと、また、別の問題ですよね。

 家族の形成も、皆が違っていますでしょうしね。
一人住まいの人も見られます。
これも、裕福で一人住まいか、貧乏で一人住まいか、などでしょう。
家族が居ても、家族の仲が良いか悪いのか、どの家族も違っているでしょうしね。

 又、年齢を重ねる度に、人間形成に「「善」」・「「悪」」の差別が結構と出て来ますよ。
眼前の出来事で{{こころ}}が衝突し、解決できない場合が長期間も続きますと、一層と、幼児返りしまして、人間としての{{生き方}}も駄目な状態になる方々も居られます。
或は、珍しいでしょうが、困難に衝突する度に、少しずつでも、人間として立派な人間になれる場合もあるでしょう。

 ですが、人間世界で行き詰まった時には、「「心理療法」」を、即ち、己の{{過去}}を振り返る「「心理療法」」を受けてみる事ですよ。
40歳の半ばであれば、ある意味では、人生の一番良い時でもあります。
ですが…、皆様方は気づきません。
少し後で気づく場合も有りますが、最後の死ぬ時まで、いや、何にも気づかないままで終わる人生も沢山とありますよ。

 私は、誰の助言も説教も受ける程の馬鹿ではないと、皆が思っているみたいですよ。
己の認識、例え、その認識が間違っていても、気づきません。
私の考え方が一番に正しいと、皆が思っていますよ。
40歳代の半ばでは、後から振り返って見ると懐かしい楽しい時代でもありましょうが、最後まで、嘆き苦しんで人生の終末を迎える場合も有りますよ。

 男性であれば、女房との関係、或は、子供達の関係などが、沢山と{{こころ}}に関係する場合もありますでしょう。
 奥さんであれば、主人との問題が、この年齢でスムーズになっているのかと言えば、なかなかと上手くはゆかない場合も多いでしょう。
子供達とさえ、上手くいかない場合もありますよ。

 母親と父親のどちらが、子供に関係深いのかと問われれば、ケ-スバイケ―スですね。
家族によっては、母親の悪い場合もありますし、父親の悪い場合もあります。
また、人間の{{こころ}}の大変さでもありますが、親が駄目なばかりに、子供達が逆に優秀な人間に育つ場合もありますが、注意が重要です。