<<人間>>**人間**(10)

2012 年 7 月 6 日

  {{こころ}}の世界については、専門の心理士が見つめると簡単です。
でも、{{こころ}}の裏と表を理解するには、少しながら{{こころ}}の余分な勉強を必要とするでしょう。
それは、何故かでしょう。
簡単に{{こころ}}の裏と表と言いましたが、プロの心理士でも「「言葉」は理解しても、現実には、大変なのは、{{こころの裏}}のトリックを悟る必要があります。
そうですね、{{裏の裏、そして、表の裏}}などもあるものです。

  難しい説明をしましたが・・・・・
今から、そう、小学4年から6年生までの{{こころ}}を見てみましょう。
色々な{{言葉}}があり、色々な{{こころ}}があります。
また、今は、人間について話していますから、新生児~乳児~幼児~小児~学童などと、自然に体力だけは丈夫になっていきます。
人間とは、{{会話}}・{行動}}・{{こころ}}の三つですが、動かないのも{{動かない行動}}ですよ。
会話についても{{話を}しない({黙の世界})も会話ですよね。
でも、人間の{{こころ}}がすべてを操縦するので、{{こころ}}を中心にして話をしています。

  要するに、人間とは?? 人間について述べるとなると、どうしても、先ほどから、言っていますが、{{こころ}}についての「「話」」を外す事ができません。
{{からだ}}の症状として、幼い頃から、登園拒否、チック、吃逆、嘔吐、その以前には、周期性嘔吐症、などなど、いじめ、悪口、暴力、盗み、などなど、沢山と有ります。
これらは、全てが、{{こころ}}の症状ですが、沢山と人間について勉強していないと、理解が困難でしょうね。

  後戻りしますが、小学4年生頃からは、かなりの自立心も出来て来ますから、子供達の反応も多彩になって来ます。
怖いのは、早い場合では、拒食や過食なども見られる場合もあるでしょう。
喧嘩、いじめ、暴行、登校拒否、チック、事件、犯罪、様々と起こって来ます・・。
子供って、一人で育つ事は有りえませんですからね、周囲の人達が、如何に育てたかが重要です。
「「「人間」」」について話をしていると、何度も言いますが、恐縮ですよ。
必ず、{{こころ}}の話が出て来ます。

  子供によっては、皆が環境が違うと言いました。
親が居ても、両親か片親か、母親のみか、父親のみか、どちら居なくて、両祖父母か、或いは、祖父母の片方か、親も居ないし祖父母も居ない場合、また、他人に預けられると、色々な他人が居ますよ。
子供達の周囲の人間の{{こころ}}も{{行動}}も{{会話}}も全てが、周りの人間を映していますから、周囲の人達は、大変なのです。 

<<人間>>**人間**(9)

2012 年 7 月 5 日

   生徒、そう、小学校に入ると、1年生と6年生では、全く、頭の回転が違うでしょう。
小学1年~3年くらいまでを見ても・・・・・、小学3年にまで受けた{{こころ}}の傷は、なかなかと、治りにくい、などと言われていますよ。

  そう、カウンセリングでは、自分の{{こころ}}の動きを聞いてもらうのですが、自分が外側を眺めて感じた{{こころ}}を告白するだけですから、自分の{{こころ}}の矯正は出来ません。
 
 
  カウンセリング、その他のいろいろな{{こころ}}の治療があります。
でも、カウンセリングの最大の{{欠点}}は、「「反省」」するのが難しいでしょう
  内観では、課題に沿って眺めていきますと、独りでに、自然に、「「懺悔」」へ、と入って行きます。
「「反省」」や「「懺悔」」の無い限りにおいて、{{こころ}}が新しく生まれ変わる事は無いでしょう。

  {{話}}が、大きく逸れましたが、小学3年までの人間の{{こころ}}は、凄く大切なのです・・・。
子供の周囲にどんな人達が居て、どんな接触を持ったかなどがすごく大事です。
でも、なかなかと、このような人間の生い立ちから大人への{{こころ}}の成長には、多くの人達、いや、誰も気づいていないでしょう。

  精神科医や心療内科医でさえも、自分の「「学問」」と眼前の自分の子供についての「「思考体系」」は違うものですよ・・。
親が、{{こころ}}について、よく勉強しているのであれば、子共達や孫達が優秀になるかと言えば、必ずしも、そんな訳には行きません・・・。
子供達が、親の{{こころ}}について行けないのが殆どでしょう。

  {{子育て}}って、困難ですよ。
子共達は、親の{{こころ}}を、なかなかと理解出来ませんからね。
人間って、小学3年までの{{歪なこころ}}は・・・・、カウンセリングで治すのは、難しいことでしょう。
面白いのは、「「反省」」とか「「懺悔」」とかなどを伝えても・・・、聞いた人達、聞かされた人達は、直に受け止めないのです。
説教されたと、思ってから、立腹するくらいのものですよ。

  また、自分の親が嫌いで、沢山の{{恨み}}や{憎しみ}}などを持っているのに、{{私は親が好きだ}}とか・・・、案外と、人間は本当の自分の過去の{{こころ}}を伝えないものですね。
面白いですよ。
私は、真面目だ・・・と言いながら、自分の過去を見つめると、真面目でない{{思い}}がたくさんと出て来るのですからね。
限りなく、自分の幼い頃からの{{考え}}を矯正するのが、最高です。 

<<人間>>**人間**(8)

2012 年 7 月 4 日

  赤ちゃんから、幼児へと育って行きます。
  幼児の時も、矢張り、凄く大切なものがあります。

 満二歳までに、子供達が持つのは、{{基本的不信感}}と言いまして、その年齢にまでに受けた周囲からの感情が如何なものに育つかと言うものです。
 第二期の{{基本的不信感}}などがあります。
これは、満二歳以後の周囲から受ける物事への感化で子供達が抱える{{感情}}だと言っても良いでしょう。

そう、乳児から満二歳までにおける、周囲からの影響で、{{基本的不信感}}に加えてから、その後の{{こころ}}を{{第二次の基本的不信感}}と言うように、色々な考えかたもあります。

  人間は、誰もが、周囲の環境は違うものです。
だから、色々な人達が、此の世には見られます。
人間世界で、楽しく生きていても、一時的な場合もあります。
また、ずっと、あまり人格は変わらなくて、楽しく生きる人達も居るでしょうが、珍しい方に入るでしょう。
何所まで、人間の誕生後から~~死ぬるまでを、納得して楽しく生きるのかでしょう。

そう、人間って、何でしょう。
自分って、何でしょう。
私の存在って、何でしょう。

 人間社会が理解できない人もいろいろおられるようです。
生きている、価値があるのでしょうか。
何をしても、別に楽しい事柄なんか有りませんからね。
お母さんを見ていても、面白い事もありません。
お父さんを見ていても、何も変わった事はありません。
一体に、生きている価値も何も無いのですから、皆がこの世を生きるのが理解できません。
面白い事柄なんて、本当にこの世には何もありません。
何も楽しい事柄なんかは、ありませんよ。
生まれて来るべきでは、ありませんでした。
生きる事に、楽しい事柄が無ければ、面白い事や嬉しい事も無いし、辛い悲しい事柄ばかりですからね。
私の好きな仕事も無いし、お金もないですからね
そう、親が勝手に私をつくったのだから、
すべての問題は、私の親に責任がありますね。
親が、悪いのですよ。
親が、まじめに私を育ててくれていれば、何も問題は起こっていなかったですからね。
社会適応、とんでもないですから、すべてが親の責任です。 

<<人間>>**人間**(7)

2012 年 6 月 29 日

  今回から、明確な記載のために、人間の年代、年齢に区切って伝えてみましょう。
そう、最初は、乳児期から、入りましょう。
乳児の時には、周囲の誰かから、お乳を飲む事、排泄のお世話を受ける事、衣服の着替えなどなど、お世話にならないと、生きていく事ができません。
そんなにも、毎日、毎日、沢山のお世話になりながら、やっと、人間世界に出て行けるのです。

  誰からも、お世話が無ければ、絶対に此の世に出て行く事など、出来ませんよ。
例えば、良くある話ですが、乳児の時に、ですね、お乳を飲ませてもらっても、哺乳瓶だけで、人間のスキンシップが無いと、人間の子供に育たないのです。
そう、例えば、こんな事は絶対に無いと言っても良いでしょうが、犬や猫などでは、哺乳瓶はもてません。

  昔の話ですが、狼が赤ちゃんにお乳を飲ませて人間を育てた、育てたが、遂に、人間の子供としては、育たなかったという話があります。
又、有り難い事でしょうが、狼からお乳を貰ったのでは、スキンシップが人間と違います。
その間に、{{会話}}なども、全くと、違うのですから、乳児の間に、矢張り、人間に育ててもらわなかったら、最早、赤ちゃんが成長しても、普通の人間とは違った人間になりますから、人間世界では通用しません。

  特殊な場合もあります。
耳が聞こえない方達でも、視力や味覚や嗅覚が鋭く、素晴らしく、鋭く敏感で人間社会で{{役立つ}}ように、成長する場合もあります。
視力が悪い場合では、耳が鋭く、味覚や嗅覚も鋭くなる場合もあります。
色々と人間に欠けて育つ場合では、普通の方達と比較して、飛躍した能力を持つ場合もあります。
人間って、面白いのは、素晴らしく能力を持っている場合もありますが、乳児の頃から人間の{{会話}}や{{行動}}や{{スキンシップ}}などを受けない子供達は、全く、普通の人間としては育たない場合もあります。

  乳児から、幼児へと移行して行きますが、とにかく、ここでは、ある程度の人間として育つには、それなりの、周囲の人間が赤ちゃんに手をかける事が重要です。
乳児から、適当に、無干渉では、人間に育ちませんし、過剰干渉でも育ちませんよ。
人間として育つには、赤ちゃんが一人で育つ訳もなくて、たくさんの人間のお世話が有ってから、初めて育つものです。
どうぞ、人間として、此の世を人間らしく生きるには、幼い赤ちゃんの時からのお世話が重要なのです。
そんな事柄は、周囲の人間が必ず明確に熟知しておくべきものです。

<<人間>>**人間**(6)

2012 年 6 月 25 日

   先ほどは、理解し易いように、伝えたつもりですが、さあ、どうでしょうか??
そう、人間の一生を簡単に記載してみますよ、ね。
「「因縁」」・・「「宿命」」・・「「運命」」・・「「天命」」などの、この四つでしょう。
間違いなく、皆様方は、「「運命」」の段階で{{悩んで}}おられますね。
だから、自分の「「運命」」の中に居ながらで、「「運命」」の時点から、「「因縁」」や「「宿命」」を如何に考えるかでしょう。

   可能ならば、いや、可能の筈ですがね。
「「運命」」のなかにいながら、「「天命」」を熟慮するのが良いですよ。
自分の「「運命」」を変えるためには、自分の今の生活の中で「「運命」」を変えようとは考えない事ですよ。
「「運命」」=現況の生活の中から外側を眺める事、眺めるべきなのです。
当方の記載が難しいのでしょうか、ね。

  理解し易いためにですね、自分の今の悩み事を解決するのに、直接に{{今の悩み事}}を解決しようと、考えない事ですよ。
{{今の悩み事}}は、さておいて、自分の{{過去}}を振り返りながら、自分が{{どんな人間}}だったかを判断するのが最適です。
自分の{{過去}}を判断できる人達は、自分の{{過去}}と{{現在}}が繋がるので、彼らを{{癒しの世界}}にもって行くには、案外と簡単なものです。

  現実に、{{こころの世界}}を散策した人でないと、理解できないでしょうが、この辺りが、「「心理療法」」の一番に大切な場面ですよ。
でも、沢山の{{考え方}}があります。
人間って、自分の{{こころ}}と{{からだ}}と{{会話}}ですから、自分の好きなように考えたら良いだろうとの、思慮もあるでしょう。
しかしながら、此の世には、自分が「「一人で生きる世界」」なんて有りませんから、誰かとの「「共存」」とか「「受容」」とか「「共感」」とか、などを必要とするものです。
そのためには、自分{{一人の考え方}}を貫くのは無理です。

  人間は、人間は、何度もですが、誰かと共存しなければなりません。
凄く歪で愚かな一群の愚かな人達が、見られますよ、時折にですがね。
自分の{{考え方}}が間違っていても、認めませんし、愚かな人だと{{呼べば}}立腹するのです。
親が言っても、有能な心理士が、どんなに上手に考えた積もりでも、駄目ですよ。
そんな人達も、簡単に言えば、幼い頃からの{{こころの外傷体験}}が、何時も、自分の現在の{{こころ}}に付き纏っています。

  人間って、人間って、何なのでしょうかな。