<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追11)

2012 年 10 月 26 日

  人間世界を生きるには、全ての人達が背負う({苦しみ})が有るとも言いますよ。
誰でもが、説明を受ければ理解できますが、簡単に直ぐに忘れてしまいます。
そう、「「四苦」」・「「八苦」」から、身代わり&身代わり不可などを証明しましょう。

   「「四苦八苦」」ですよね。
「「四苦八苦」」の中の「「四苦」」から始めましょう。
「「生」」・「「老」」・「「病」」・「「死」」ですよね。
そう、生きるのに、人間は{{くろう}}をすると言うのです。
ええ、誰もが人間世界を生きるにせよ、ですね・・・・・、「「生」」ですよ、生きるには苦労があるのです。
生きるには、皆が誰もが、それなりに、「「苦」」はつきまとうものだと認知出来るものですよね。

  多くの場合、悩む方々は、人生生活の中で、それなりの「「苦」」は味わうものです。
人間が此の世を生きるには、毎日毎日働き、それなりの収入も稼ぐことが大事です。
人生では、この事は、誰でも同じですからね。
それでも、人生をしっかりと勉強しましてね、人間は誰でもが、「「苦」」を背負うものだと、知る事ですよね。

  個人が({悩む})、({苦しむ})、({疲れる})、({悲しい})、({惨め})だとか、({劣等感})を感じるなどですよね。
そのような場合にですよね、悩み苦しむのは、自分だけではないのだと、知る事が最大に重要ですよ。
殆どの場合で、人間が悩み苦しむのは、自分の{{こころ}}と{{からだ}}を大事にするからですよ。

  悩み苦しむのは、此の世では当然だと、思う事、当たり前だと思う事ですよ。
私だけでなくて、皆が生きることに悩み苦しむものだと知る事ですよね。
私だけが、生きる事に、一人で悩んでいるのだと、思っていますと、({孤独感})も感じますし、({劣等感})も出て来ます。
でも、このような{{こころ}}は、私だけではなくて、皆が此の世を生きるには、いくらかの({苦})を感じて当然だと知る事、そう、生きる「「苦」」だと、思う事ですよ。

  大変に興味深いのは、人間は集団の中で生きています。
時に、沢山の「「悩み」」を抱えますと、人間世界から離れたいと感じる場合もあります。
どのような方にも、受容、妥協、共感ができれば、劣等感もなくなり、気楽になります。
自分が、皆と同じ心境になりえる事、相手方と「「身代わり」」できる事なのです。

  しかしながら、どんなに助言しても、アドバイスをしても、相手の立場になりえない人が居ます。
「「身代わり不可症候群」」だと言います、どうか、このような人にはならないで下さい。
この「「身代わり不可症候群」」なる言葉を知る事、この言葉の意味を明確に知る事で、己の({孤独感})や({苦しみ})は無くなるでしょう。

<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追10)

2012 年 10 月 25 日

  今、伝えましたが、人間の({こころ})は、現在よりも、遥かに、過去の{{こころ}}が大事です。
前回は、人間が母親の({胎内})に居る時からの、({ストレス})を抱えているので、その幼い頃の({こころ})の葛藤を矯正しておくのが、一番に大事だと言いました。
自分の誕生から、そう、({誕生~3歳})までを回想しましょう。
何で、こんな事をするのなんて質問を受けるのかも知れませんがね。
でも、これが、大事なのです。

  人間の、今、悩んでいる{{こころ}}を変えようと思っても、なかなかと、今に悩んでいる{{こころ}}は変わりません。
普通の人達は、今に悩む{{こころ}}を変えた方が早いと考えていますよ。
皆が、そう思っていますね。
勿論、({こころ})をしっかりと明確に勉強しないと、人間の{{こころ}}は読めません。
また、更に、悩む({こころ})を変えようと言うのです。
誕生から、三歳までですから、直ぐに、簡単には、出て来ないものですが、素直に言われたように、行ってみる事ですよ。

  人間の悲しいのは、健康だと思って生きている方達は、そうですが、悩んで生きている方達も、言われた通りには従ってくれませんからね。
満二歳まで、人間の({第一期の不信感})が形成されると言うのですから、100%も大事な年齢ですからね。
だから、今に悩む({こころ})を、悩まない人間になろうと、考えるならば、現在思考だけでなくて、己の過去思考が大切です。
己の幼い頃から、自分がエゴイストやナルシストのような感じで生きているのが、分かりますとね、素早く、現在の自分の({こころ})の間違いに気づくのです。

  不思議な人間の({こころ})の世界が、あるものだと理解できるでしょう。
自分の{{こころ}}の間違い、考え方、思考体系の間違いに気づくと、素晴らしく嬉しいものです・・・。
何故って・・・、まあ、その後は、4歳か6歳かまで、調べましょう。
人間の{{こころ}}は、満二歳である程度でも出来上がるのですが、殆どの人達は知っていませんよ、
何故かって・・・、幼い頃から、誰も人間は眼前の({欲望})にとりつかれており、己の過去を勉強する事柄など考えません。

  何度も繰り返しますが、幼い頃から、自分の事柄ばかり考えて育ちますので、そう、相手の立場を理解しないままで成長します。
「「身代わり不可症候群」」のまま、自分の人生を歩きながらで、育ちますので、そんな自分の{{思考体系}}の勉強が重要です。

<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追9)

2012 年 10 月 24 日

  先刻、皆様方へ伝えました。
悩みの解消には、「「身代わり不可症候群」」が理解出来れば良いと、言いました。
ですが、気持ちだけで理解できても、体で理解できないと、悩みの解消には少しながら難しいですよね。
何度も言いました、ですよ。

  「「身代わり不可症候群」」の理解が出来ると、一番に良いです。
しかし、今の現状を理解して、相手の{{考え}}や{{思い}}を納得してあげて下さいと伝えても、案外と無駄な事が多いですよ。
相手の{{こころ}}を理解してあげるためには、矢張り、自分の[{生い立ちから~~現在に至る}]過去の生き様を調べるべきです。
その事が納得できれば、今の現在の出来事にも、相手に対して案外と[{許し}]を与える事も可能となります。

  相手を許すなどと、言う事柄は、気づかないのかも知れませんが、「「身代わり不可症候群」」が無意識的にでも、理解できているのです。
そう、「「身代わり」」ですよ。
相手を恨んだり、嫉妬したり、不満を持ったりするところから、人間の悩みは大きくなって、({こころ})の病気になったりもします。

  先ずは、自分の生い立ちから、自分調べをする場合では、胎内の事柄は、母の言葉から少しだけでも漠然と了解する場合もあるでしょうが、まあ、難しいと思っても良いでしょう。
そこで、誕生から、3年間ずつでも構いません。
先ずは、自分の母親について({自分が如何なる状況であった})かを、一生懸命に調べてみましょう。

  普通、人間は真面目でもないのに、{{私は、真面目な人間}}だと錯覚しています。
一生懸命に自己調べをしないと、自分の({愚かさ})を見つける事が出来ないでしょう。
時には、人間って、面白いもので、自分は真面目な人間だと信じています。
だから、そんな真面目な人間だと思う{{こころ}}を引っくり返すのですから、一度だけ自分を調べたのでは気づきません。
人間の({記憶})って、面白いですよ。
完全に過去の忘却の中に押し込んでいました記憶が出て来るのですからね・・・。

  自分の過去の({記憶})を、一度だけ調べるのでは、記憶の回想は困難ですね。
そうですね、2度でも、少し困難でしょう。
あまり記憶が出て来ないと嘆きながらでも、頑張って努力していますと、自然に({過去の記憶})が出て来るのです。
人間の{{こころ}}って、不思議なものです。
大事なのは、今の{{こころ}}よりも、過去の{{こころ}}です。

<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追8)

2012 年 10 月 23 日

  前回には、「「身代わり」」で終わっていますよ、ね。
「「身代わりできない」」のが、身代わり不可症候群と言うのです。
そんな人達が多いのですが、相手の立場になって、自分を考えることが出来ない人達も多くて、悩みます。
「「身代わり不可症候群」」などと、何度も言いますが、当然でしょう、
この言葉を明確に理解して、日頃の生活に実行できれば、({うつ病})などにもならないでしょう。

  何度か、言いましたが、どんなに、「「金銭」」や「「名誉」」や「「地位」」などが自分にできても、人生は気楽で嬉しいかと、尋ねられると、矢張り、誰もが、それで、満足だとは言えないでしょう。
人間の「「五欲」」って、大変なものです。
自分が、そんな立場にならないと、理解が困難の場合もありますが、でも、無意識的には、人間は、誰もが自分の({欲望})については、言われてみれば、多くの人達は気づきます。

  外観的には、誰も({話})をすれば気づきます。
それでも、自分の({こころ})を見つめた人達でないと、己の真実の[{こころ}]については、案外と気づきません。
貴方は,ナルシスト、エゴイスト、などと教えてあげても、気づくのが上手ではありません。
そう、[{こころ}]の世界は、独特な世界であり、目前の読書などで勉強するよりも、己の{{心}}を観察する[{心理療法}]を受けた方が遥かに勉強になります。

  私は、如何なる人間か??? どんな人間か??? 相手の気持ちを考えてあげている人間か??? 立腹する人間でないか??? 妬み&やきもちをやく人間でないか??? 不満を持つ人間でないか??? 恨む人間ではないか??? 怨念を抱えている人間でないか??? などなど、明確な自分を認識している事ですよ。
他人を認識するのは、案外と簡単でしょうが、それでは、自分の「「劣等感」」なども、無くならないでしょう。

  何度も、繰り返しますが、「「身代わり不可症候」」ですよ!!!
自分が、相手の立場になる事です。
そうですね、明確にして、自分と相手の気持ちが読めないと、駄目ですよ。
相手の気持ちが読めずして、自分が相手の[{身代わり}]になるなんて出来ません。
それ故に、「「身代わり不可症候」」の意味が、凄く大事なのです。
自分が、目前の相手に不満は無いか、どうかを、何時も、無意識的にでも、確認できる人間になっておくことが大事です。

「「身代わり」」、「「身代わり」」、そう、今回は、何度も、同じ言葉を使っていますが、現在の身代わりだけを考えても、「「身代わり」」は困難でしょう。
過去からの「「身代わり」」を、点検することで、素早く解決できます。

<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追7)

2012 年 10 月 22 日

  何度も、「「身代わり不可症候群」」だと、話をしております。
人間にとって、この({世の中})を生きるためには、本当に当方がみていますと、この言葉の内容を理解しておくべきだと思うのです。
勿論、理解するべきなのですが、瞬間的には、目前の事柄&事象を通して自己防衛などの{{こころ}}の{{からだ}}の反応をしています。
その反応が、矢張り、無意識的に、人間は疲れるのか、疲れないのか、自分で解釈できる人間になっておくべきなのです。

  少し、難しい事柄を話しました。
それでも、人間社会を生きるには、悩まないで生きる、苦しまないで生きる、などなどが大変に重要です。
いや、最高に大事ですよ。
あまり大した意味の無い({言葉})に聞こえるかも知れませんが・・・・・、真実に大事な言葉なのです。
殆ど全ての人間は、自分の事ばかり考えて生きています。
いや、自分が({得をする})ように考えます。
自分が({得をしたい})と思うだけで、心の葛藤を持つ事になりますよ。

  人間の病気の70%が、({こころ})に関連しているとも、言われていますが、当方も明確に感じております。
毎日、診療していてから、そう、思うのです。
でもね、悲しいのは、({こころ})の病気を教えてあげても、理解しないし、私は{{こころ}}の悩みなどは、全く有りませんと、答える人達が多いです。
大変に悲しい思いをさせられますよ、教えても伝わらないのですからね。
教えれど、教えれど、({我が教え、届かず})なのです。

  人間の大変な({業})ですし、大変な({技})ですし、大変な({性})ですよね。
教えてもらえば、伝えてもらえば、大事に自分を見直して欲しいものです。
自分勝手に生きているのでは、ないか・・・。
自分の好きなように、得をするように、考えているのではないかと、自分の({こころ})を点検して欲しいものです。
何でと、感じるのかも知れませんが、人生は、自分が一人で生きているのでは、ありません。

  周囲の人達が居て、集団が有り、社会が有って、そんな人間世界で生きているのですから、自分の{{こころ}}の我が儘だけで、此の世を生きる事なんて、絶対に出来ません。
相手の立場に立つ事、相手の{{こころ}}になってみる事、相手の気持ちを理解できるだけでは、駄目ですよ。
相手の立場で考えて、相手を許してあげる事、「「身代わり」」が大事です。