<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追46)94歳~100歳

2013 年 2 月 7 日

   94歳~96歳
94歳~96歳にまでも、年齢を重ねますと、所謂、頭が正常になお働いていると言う方が不思議でしょう。
歩くのも、普通の方々には難しくなります。
歩くのではなくて、寝たきり、死亡、などなど、色々なケ―スが有ります。
人間の({生命})にも、限り有るものです。

・・・・でも、大変に興味が有るのは、殆どの方達が、自分の「「死」」については、認めたくないのか、考えたくないようです。
人によっては、自分の死を納得し、受け入れる人もいるでしょうし、自分の過去に、無意識的に反省できる人もおられるでしょう。
ですが、しっかりした明確な「身代わりする」などは困難でしょう。

   97歳~100歳
この年齢になりますと、認知症があるのが普通です。
正常の思考体系のある人はいないでしょう。
身代わりのできる人はいないでしょう。

本追跡も、ここまでで、終わります。
長い間、御拝読ありがとうございました。

<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追45)91歳~93歳

2013 年 2 月 6 日

  91歳~~93歳まで・・・・。
益々と、歳老いてきます・
でも、人間の{{こころ}}は面白いですよ。
勿論、今の現在の認知の{{こころ}}にもよりますが、それなりの「「自我」」は抱えておられます。

 少しくらいの「「認知」」が有れど、一番に大事なものは、矢張り、「「金銭」」ですよ。
高齢者になってから、[「地位」]とか「「名誉」」などに深く拘る事は、少ないですよ。
一番に大事なものは、何と言っても、当方が思うに、「「金銭」」が気になるのでしょう。
この年齢で、認知が無いとは言っても、そう、案外と、認知症の尺度にて、認知が少ない人でも、拘りの({こころ})は沢山とあります。

  多分に、多くの人達は、そのまま、{{こころ}}の世界を満足しないままで、此の世から消えて行くのでしょう。
極一部の方達は、でも、人生とは、何ぞやなどと考えずに、時間は流れて行きます。
認知症が進行する程に、「「身代わり」」の気持ちなどは、理解が難しいですし、自分の事柄しか考えないようになるでしょう。

  随分と高齢者の方達について{{話}}を続けていますが、もう、多分にこの年齢では、自分の({こころ})を見るのは出来ないでしょう。
目前の判断でさえも、正確には出来ないでしょうからね。
勿論、例外もありますが、例外の方々は、非常に少ないでしょうからね。
そのために、人間は、幼い頃から、自分の{{こころ}}を見る習慣を持っていないと、それが、大事な事なのですがね。

  93歳まで生きる事そのものが、どちらかと言えば、大変に素晴らしい事ですが、可能であれば、認知症が強くなりすぎて、残る家族には迷惑をかけない方が良いのですがね。
この年齢になりますと、「「身代わり不可症候群」」などと伝えても、相手の人間が({悲しさ})・[{苦しさ}]・{{惨めさ}}・{{不満}}・{{妬み}}・[{劣等感}]・[{恨み}]・{{怨念}}、などなど抱えても、己の立場と比較しながら、相手の人達が気の毒だと思う人達は少ないでしょう。

  理解できるのは、あまり、認知症が高度でなければ、例えば、自分の子供達や孫達から死亡すると悲しいでしょう。
でも、案外と、この年齢まで、大脳の能力、認知の問題、自分の周囲や、自分の環境などを正確に判定するのは無理でしょう。
とにかく、人は何歳になっても、ナルシスト、エゴイストでない事を希望しますよ。
そのような方々は、周囲の方から相手にしてもらえないか、駄目な人間だと思われるし、自分に近づいてくれないでしょう。

<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追44)87歳~90歳

2013 年 1 月 28 日

  87歳~90歳ですよ。
もう、この年齢になりますと、{{こころ}}を変える、[「人格」]を変える、いや、変えて欲しいと、お願いしても、高齢過ぎており、頭も体も良く見えても、現実は、違うものです。
彼等も誰でもが、どんなに年老いても、人間の今に抱えている{{こころ}}は、自分の幼い頃の生い立ちでの過去の{{こころ}}に、裏打ちされています。
だから、自分の過去を振り返ってみるのが、最良ですが、この年齢では、少し無理もあるでしょう。

  当方では、87歳の女性が立派に自分の過去を振り返って、凄く上手に[「内観」]をされた事があります。
普通では、7泊8日で[「内観療法」]をしますし、このような年齢でしたが・・・、
しかも、({うつ病})で長い間も、苦しんでいた患者さんでした。
7泊8日でしたが、8日の終了する前に、このまま、まだまだ続けたいくらいですと、大変に喜んでおられました。
だから、87歳でも、当方の患者さんで「「内観」」をされて、過去の記憶を辿った立派な人が居ました、このような現実の世界を伝えておきます。

  歳老いても、認知症が無ければ、まだまだ、{{こころ}}を変える事が出来る場合もある事を、知っておいて下さいませ。
何故に「「内観」」なのかですが、悩まないために、「「身代わり」」さえ出来れば、人間は悩まないのです。
そう、殆どの方達は、「「内観」」さえ体験できれば、自分が「「身代わり不可症候群」」の人間だったのが了解できます。

  殆どの人間ですが、認知症の無い方々であれば、まだまだ、自分の過去を少しでも、決められた通りに回想できれば、残りの人生が少ないでしょうが、幸福感を持って暮らせるでしょう。
当方の{{こころ}}の見方は、必ずや、自分の過去の人生を({回想})しておくべきだと思いますし、精神科医や診療内科医たちでも、どんなに机の上で、他人の{{こころ}}を勉強しても、({至高体験})も({至福体験})も({神秘体験})などは、体得できませんから、不思議な{{こころ}}の世界があるものです。

  まあ、人間は、悩みながら苦悩しながら生きるのか、幸福感を味わいながら生きるのか、どちらが気楽なのか、誰にも理解できるでしょう。
人間世界&社会を生きるには、「「身代わり」」・「「身代わり」」を知る事で、「「身代わり不可症候群」」には、ならない事で、この言葉を体で悟る事が凄く大事です、よ。

<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追43)84歳~86歳

2013 年 1 月 25 日

  84歳~~86歳ですね。
人間の[「寿命」]と「「体の変化」」は大変ですよ。
己が、どんなに偉そうに誇りを持っていたとしてもですね、周囲の人間が深く見つめると、若年の人間に比較すると、最早、大変でしょう。

  「「話」」が上手いと、言ってもですね、「「話」」の内容は、確かに、良くても、口元の変化など、即ち、「「話」の喋り方なども、少しながら、縺れていたりもするものです。
勿論、そんな人間の「「話ぶり」」などに、全く関心が無い人達は気づかないでしょうけれどね。

  この年齢では、多くの人達が、既に、病気で寝込んでいるのか、或いは、{{デイケア}}というか{{デイサ―ビス}}などの世話も受けている方々が多いでしょう。
そのような方々には、[「身代わり不可症候群」]などと、説明しても届きませんよ。
お世話する人達は、どれほどに、相手の事を理解できるか、相手の{{こころ}}を理解できるか、理解してあげられるか、などでしょう。

  何でも、自分で全てをこなせる方々も居られるとは、思いますが、本来的には、もっと、若い時に、自分の{{こころ}}を明確にして、相手の気持ちを理解できる人間であるのかを、知っておくべきでした。
この年齢になって、しっかりと、100%「「反省」」や[「懺悔」]などと伝えても、何も伝わりません。
高齢者になってからでも、自分の({心})を、明確に知っている方々は、他者にお世話になる場合であっても、明確に感謝ができるでしょう。

  脳血管障害などで、認知に関する大脳の一部に破損が起これば、誰も、自分の思う通りにならなくて、{{こころ}}さえも、感謝で生きて来た人達でも、悪い方に変化するのかも知れません。
でも、86歳などで、一線で仕事をするのは、無理でしょう。
己は元気で、年齢など関係が無いと言っても、周囲の方達が認めませんでしょうね。
ここまで、年齢を重ねないうちに、{{こころ}}を明確に、沢山の方達が勉強をしておいて欲しいものです。

  ともすれば、逆に、年齢を重ねてから、人間の{{こころ}}・・・性格などは、悪くなる場合が多いですよ。
「「身代わり」」、「「身代わり」」、なんて言っても、もう、他人を使ったり、他人に立場を明確にした上で生きるなんて、とても無理です。
エゴイストとか、ナルシストなどと呼ばれても、気づかないでしょう。
特別に、脱血管障害は認知症などで、そんな人達と言えども、相手の立場に立つ事、「「身代わり」」は大事ですよね。

<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追42)81歳~83歳

2013 年 1 月 24 日

  81歳~~83歳ですね。
いよいよ、高齢の高齢になって来ます。
この年齢では、随分と認知が出たり、当人が何も症状は有りませんなどと言っても、
身体の癌性病変、心臓病、脳血管障害、認知症なども、絡んできている方々が多いです。

  自分で自分の{{こころ}}と{{からだ}}については・・、知っていないと言っても良いといえるでしょう。
 {{こころ}}については、老いも若きも、「「深層心理」」、[「潜在意識」]、[「無意識」]などについては、全く理解できないのが、殆どの方々ですよね。
多くの方々、殆どの人達は、余程の事でも恵まれていないと、自分の人生を悩んだりして生きるか、或いは、ボンヤリと生きているのが普通でしょう。

  勿論、何度か記載しましたが、「「金銭」」、「「名誉」」、「「地位」」、「「女性」」、その他の物事、楽しいと思っている事などを抱えていると言う人たちも居ます。
ですが・・・、全ての方々は、「「自分の生い立ちの過去」」の中で、{{こころ}}に不満や不平を抱えていなかったか、又、その過去の{{こころ}}のなかでの葛藤を明確に解決しているか・・・、どうかです。
多分に、己の過去の{{こころ}}の中で、全ての葛藤が解決できている人達は、現在の周囲の他者に対しても、コンタクトが上手でしょう。

  そうです、自分の「「深層心理=己の過去の{{こころ}}」」を、明確に見て、過去の{{こころ}}を矯正出来ていれば、素晴らしい人ですよ。
何故かですか・・・、それは、そのような方々は「「身代わり不可症候群」」などの人間ではない筈ですからね。
「「身代わり不可症候群」」って、何度も繰り返しますが、現実には、[「身代わり」]、[「身代わり」]などを出来る事が、人生を生きるのには、最高に必要ですよ。
このような方々の周囲の人達は沢山と悩む事柄は少ないと、考えます。

  勿論、このような年齢になっても、認知症が無いのが良いですが、人間には自分の({生き様})に理解できる場合が無い場合もあります。
認知症と関係の無い場合でさえも、このような方々は多いですよ。
更に、認知症が出てからでは、もう、如何ともしがたいですよね。
自分の人生が、悲しい辛い人生でも、理解できないです。

  自分の人生が嬉しいと思う認知症の方は、少ないみたいですからね。
人間の({面白さ})や({悲しさ})などについて、気持ちや感情が明確に持てるのは、一般の人間にでも、難しいですよ。
そこで、自分は他人の気持ちをも、少しでも考えながら生きているのか、どうかを確認するべきでしょう。
「「身代わり」」、「「身代わり不可症候群」」、分かるかですが、この年齢では??