<<人生>>(16)人生とは

2013 年 5 月 23 日

  人間の一生なんて、誰に聞いてみても、理解できているような{{返答}}をしますよ。
ところが、現実の生活に戻りますと、皆が、直ぐに、忘れてしまいます。
自分の人生は悲しいものですよ。
自分の{{こころ}}を理解出来ないままで、自分の人生を生きるのですからね。
本当に、悲しい辛いものです。

  自分の力量以上の事柄を考えないようにすれば良いのですが、悲しいもので、自分の理性も知性も力量も、何も、知らないのですから、大変ですよ。
少しずつ、家族の構成も、変わって来ます。
誰も人間は、全く同じ道を歩く事なんて、出来ませんからね。
自分に、与えられた「「運命」」の道を開拓しながら、生きるしか有りません。
全く、悩みを持たないで、歩くなんて出来ません。
自分の「「運命」」を上手に開拓できるならば、それは、素晴らしい人生となるでしょうからね。

  40歳をすぎれば、皆が違う環境のようですから、皆が自分の{{道}}=運命を「開拓!!!してから}}を適応して生きるしか有りませんよね。
この頃になりますと、子供達も成長していますよ。
晩婚で、結婚した場合と、早く結婚した場合では、全くと、立場も違います。
まだまだ、この年齢でも、結婚していない場合もありますよね。
また、人間個人の生い立ちによっては、「「結婚」」も、煩わしくて、「「結婚」」をするのが、面倒の場合もあります。

  現実には、両親に対する{{思い}}などが、現在の{{自分}}を拘束していますが、日頃から、心理療法の体験の無い方々には、全くといっていいほど、{{こころ}}の話は伝わらないでしょう。
会社勤務の方々や、或いは、女性では、働いている方々、また、自宅で旦那の帰りを待っていたり、或いは、旦那が、遠隔地で働いている方々も見られます。
人間は、人それぞれで、一様に、形の通りには決定できませんからね。

  杓子定規に、人間の生き様や{{こころ}}は、決まったものでもありませんから、{{こころ}}の病も出て来ます。
そう、人間が生きる以上は、悩んだときには、明確に、自分の過去の{{心}}を調べておくと、自分の知っている方々が、悩んで苦しんでいる時には、必ず、援護できるものです。

  私は、全く外側の人間だと、関係ないよ、悩む人間は{{頭がわるいから}}なんて言っている方々は、必ず、何処かでは、未来にて、悩むものですよ。
人間の眼前では、万物は「「流転」」、または、「「変転」」しますよ。
私は、悩む事は無いと豪語しながらで、悩みの{{どん底}}に落ち込む場合もありえますからね。      

<<人生>>(15)人生とは

2013 年 5 月 16 日

  そう、今から、40歳頃までの{{話}}を考えてみましょう。
40歳頃になっても、全く、自分の{{こころ}}は、見えないのが、普通でしょう。
当方は、そう、もう、40年間も「「心理療法」」に関わって来ています。
そんな事柄の中で、人間の{{こころ}}の矯正が、本当に難しいものです。

  先述しましたが、人間は、間違いなく多くの場合で、自分の{{こころ}}を気づいてくれません。
そうですよ、当方、医院の外来患者さんを診療していますが、自分が悩んでいる事にも、今の{{こころ}}にも気づかない人達が居ますから、不思議なものです。
頭痛や動悸や腹痛、肩こり、腰痛、などなど、持っていても、気づかないのですから、人の{{こころ}}って、不思議なものです。

  もう、この年齢では、人生の中頃になります。
こんな年齢にでもなれば・・・、己の{{こころ}}を明確に知って生きる方が、はるかに嬉しい筈ですよ。
それは、自分の眼前の{{人生}}を気楽に生きる事ができます。
「「悩み」」、「「苦しみ」」、「「辛さ」」、「「嫉妬」」、などなど、そんな感情に押され潰れそうな状況でも、自分で反転できる「「能力」」を自分の{{こころ}}に植え付けておくべきなのです。

  この年齢では、また、色々な方達も居られます。
家族の中で{{平安}}に暮らしている人、或いは、家族が居ても{{平安}}でない方達、子育て、互いの、配偶者同士でも悩む場合は沢山とあります。
人間は、何時の年齢になっても、日頃の生活の中で悲しく生きていたり、喜んで生きている場合は良いのですけれどね。

  また、会社でも、中堅社員となり、部下や上司との間で{{板挟み}}の状況になっている方達も居るでしょう。
そう、部下に命令するのが出来ない方々や、上司から{{いじめ}}を受ける方々も、自分一人では、上手く、自分の{{こころ}}を矯正できないものですよ。
どんな場合、どんな環境に置かれても、自分の{{こころ}}を認めて「「反省」」できるのか、出来ないのか、随分と、綿密に己の{{こころ}}を紐どいて行けると良いのですがね。

  当方は、同じ言葉を繰り返しているように見えるでしょうが、厳密には、少しずつですが、その人の人格水準は、置かれた状況にも、考慮しながらで、彼らを判断しなければなりませんから、ね。
どのくらい悩んでいるのか、とにかく、「「うつ病者」」の場合では、最低限でも、彼らが「「自殺」」しない事、長期の休暇を取らないで、仕事が出来るようになる事、などなどでしょうからね。
{{裏側のマイナスのこころ}}を、知る事です。

<<人生>>(14)人生とは

2013 年 5 月 15 日

  そう、前回では、30歳頃までと言いました。
これから、30歳を過ぎてからの{{話}}でも、考えましょう。
人間の{{こころ}}は、限りなく成長するのかと、決して、そんなものでもありません。
限りなく、反対に、{{幼な帰り}}する場合もあります。
また、{{幼な帰り}}していても、気づかないものですよ。

  悲しくて辛い思い、自殺まで考えるのですが、其処から、再度でも、{{こころ}}が回復、回向、新生、至福、などなどに至る事までを、勿論、言葉は難しいでしょうが、気楽になる事を考えませんし、考えようとしないのが、人間の{{こころ}}の大変さですよ。
人間世界って、本当に大変ですよ。
当方が、大変だと言うのは、人間の{{こころ}}の平和ですが、大きく考えますとね、地球上の「「平和」」や、まして、自国の「「平和」」さえも、ままならぬのです。
それ故に、何とか、己の{{こころ}}だけでも、明確に気づいて生きる事が重要なのです。
その上で、己の{{こころ}}を変える事もできますよ。

  会社に勤務していても、自営で仕事をしていても、或いは、研究室で研究していても、とにかく、自分だけで孤独な人間になって生きられるのかと言われれば、孤独な人間のままでは、人間社会を生きるのは大変ですよ。
ままならぬ「「事件」」や「「犯罪」」にまで進むのか、「「自殺」」に追いこまれるのかなどなど、大変ですよ。
既に、家族や赤ちゃんや子供の居る方々もおられるでしょう。
そう、家族を持っても、最近では、離婚も増えているくらいです。
また、そんなに多い訳でもありませんが、しばしばと、赤ちゃん殺しや子供殺し、などなど、世の中は大変になって来ています。

  人間の{{こころ}}が、間違っていますが、人間って、己の{{こころ}}の間違いには気づかないものです。
不安障害やうつ病などなど、大変ですが、医療の世界では、まだまだ、薬だけで治療しようとしています。
人間の{{こころ}}、自分の{{こころ}}を知ってから、可能な限りに、自分の置かれた状況に妥協・受容・共感・納得&適応が、最高に重要ですよ。
でも、人間世界では、人間が我が儘に生きていますので、大変なものです。

  {{こころ}}の治し方を教えても、伝わらないし、また、聞く、耳を持っていませんので、大変な世界があるものですよ。
誰もが、仲良く、悩まないで生きる事が最高に、重要なのです。
皆様方も、{{こころ}}だけは、必ず、勉強しておいて欲しいものです。
どうぞ、自分勝手に生きる事をやめて下さい。
己の「「深層心理」」の{{絡繰り}}を明確に知る事です。

<<人生>>(13)人生とは

2013 年 4 月 30 日

  前回に記載しましたが、自分の{{こころ}}を全くと、気づかない人達も、しばしばと見られます。
このような方達には、どんなに{{こころ}}の話をしても、理解できているようで、いや、理解できませんね。
私には、ストレスは何も有りませんなどと、言うのですから…仕方がありません。
また、普通の方達でも、当人の{{こころ}}を伝えてあげても、伝わりません、ですよ。

  そう、思春期の{{嵐}}を通り過ぎても、そんな年齢を過ぎてもですね、その後に、まだまだ、こんな{{こころ}}は人間の生きている限りに、続いて行くみたいですよ。
「「運命」」をどれほどに、自分で操作できるのかが、分かれ目でしょうかね。
「「運命」」はすばらしく立派な言葉で、また、立派な意味を含んでいるのですが、人間が理解しないし、悲しい限りでしょう。
人生では、当方は、{{こころ}}が一番に大事だと確信しています。
そう、そこまで、話をしても、{{こころ}}の勉強しようとしませんです、よ。

  悲しいものです。
だが、これが、皆の人生でしょうかね。
悩み苦しみながら,死んでゆくのも、仕方がありません。
「「自殺」」の問題が絡みますが、「「自殺」」だけは少なくしたいみたいですよ。
日本の政治の政策として、そう、考えているみたいです。
当方は、可能な限り、自分の「「運命」」を変えるのが、大事だと伝えています。

  長年にわたり、「「心理療法」」を行ってきましたが、人間の{{こころ}}を変える事は、可能なものです。
20歳の半ばから、30代頃にまでなりますと、それなりに自分で頑張って生きている積りでしょうが、自分で人生を開拓するには、案外と難しいものです・・・。
助言などを受けて、素直に、言われる通りに考えてみるものです。
考えると言っても、自分勝手には考えても、あまり意味は有りません。
何度も、当方が伝えていますが、とにかく、己の「「深層心理」」を知ること、また、できれば、「「深層心理」」の中の{{こころ}}の絡繰りを知っておくべきですよ。

  しばしばと、皆様方が言いますよ。
私に、他人を恨んだりする{{こころ}}は全く有りませんなどと、言いながらで、真実には、己の{{こころ}}を点検していませんので、沢山のマイナスな{{こころ}}を抱えている事を知らないのです。
悩みながら苦しみながら、それでも、私は全くと{{悩み}}を抱えていないと言うのですから、人間の{{こころ}}って、大変なものです。
30歳頃までには、己の{{こころ}}を知っておきたいものですが、でも、矢張り、眼前の読書などにて、己の{{こころ}}を知るのは不可能です。

<<人生>>(12)人生とは

2013 年 4 月 23 日

  そうですよね。
「思春期の嵐」、その他については、前項で、色々と記載しました。
しかし、既に、「「運命」」は動いていますよ。
「「因縁」」や「「宿命」」を、基礎にして、「「運命」」が動いて来ます。
己の{{生き様}}は、自分の「「運命」」を如何なる状態で動かすのか、それだけでしょう。

  人生について、しっかりと勉強しておかないと、自分以外の他者に対して、「「不満」」、「「恨み」」、「「やきもち」」、「「嫉妬」」、「「劣等感」」、「「優越感」」、「「自惚れ」、「「怨念」」などなど、抱えながら生きる事にもなります。
そんなマイナスの{{こころ}}を抱えて生きる事になりますと、悲しいですよ。

   自分の{{こころ}}が、疲れてしまいます。毎日、毎日、そんな{{こころ}}を抱えていますと、自分の{{からだ}}が疲れてしまいます。
人間世界で生きるのも、面倒になりますし、{{こころ}}が疲れますので、不安障害やうつ病などにもなってしまい、生きるのが嫌いになるでしょう。
俗世間では、しばしばと言われますが、人間の{{こころ}}が疲れますと、「「事件」」や「「犯罪」」なども起こり、逆に、「「自殺」」なども起こります。

  人生とは、「「何???」」って、聞かれますと、そう、当方は、素直に伝えておきましょうかね。
間違いなく、「「五欲」」の世界に生きていますよ。
しかしながら、この「「五欲」」を,如何なる状況でコントロ―ルするのか、ですよ。
また、そんな「「五欲」」を何時も、自分の念頭にいれておきますと、必ず、{{こころ}}は疲れます。

  己の内なる{{こころ}}を、どの様に日頃から、抱えているのかを知っておくのが良いでしょうからね。
大変なのは、己の{{こころ}}を把握できない方々もおられます。
そう、人間の大変なのは、「「人格障害」」の人達ですよね。
面白いよりも、本当に、大変な方々もおられます。
何故って、自分の過去の{{こころ}}を判断できない方々は随分と苦労します。

  自分の過去の記憶を思い出さない方々は、きっと、幼い頃から、そんな人間として成長したものと、思われます。
いや、この様な方々は、大脳の中の「「記憶装置」」が、狂っている場合もあるのだと思われますよ。
勿論と、色々な場合があります。
少しの「「記憶障害」」だとか、少しの「「判断力」」の欠如だとか、自分の{{内なるこころ}}を気づかない人も見られます。