日常生活の中から、常に当方が感じている事柄を追加してみます。
当方での「心理療法」は、医師と心理士で対応しております。
医師である私は、日常診療しながら下記の様な事柄を格別に感じています。
人は誰しも生まれて来た以上は年老いて、最後には必ず{滅}がやって来ます。
世の中、人間世界で生きる事がどんなに幸せを感じていても、歳はとる、衰える、死は必ず訪れるものです。
また、感染症や癌などに侵される場合も生じてきます。
注意しておくべきは、人は最高の幸せを感じたにせよ、その最高の幸せを継続させる事は土台無理なものなのです。
人生を生きていると、現在から未来にかけて、見知らぬ人に会ったり、見知らぬ劣悪な環境に出会うかも知れません。
出会う人が何時も親切な人だという訳でもないでしょう。
相手を苛めたり、悪口を言ったり、嘘をついたり・・・、自分だけを大事にしておいて他者を傷つけたりする人もいるのです。
人間社会を眺めていると、他者に真心で親切に接触してくれる人達は本当に少ないですね。
自分の欲望のみを追いかけて、他人の心を踏みにじって生きている人も現実には居ますね。
俗世、娑婆、浮世などと言いますが、これが人生というものでしょう。
自分の現在と未来にかけて、どんな荒波が押し寄せて来るかも知れません。
自分の生きている現在の人生で、何事が押し寄せて来ても、自らの心と体で環境や他者に対して充分な対応能力を身に付けておくべきですね。
“どうすれば良いか?”です。
歳をとると、どんなに用心をしても感染症などの病気になるかも知れませんが、人生を悟る(人生を自分の力量で克服できる能力を持つ)事が最重要です。
ともすれば、日本では、悩み・苦しみ・不安や苦悩が生じた時には、お医者さんやその他の依存場所を探して、依存したままで生きて行こうとします。
お医者さんに行けば“投薬だけ”が殆どです。
依存場所を探して行っても、そのグループに入ったりする事を勧められる場合が多いですね。
最大の問題は、自分の人生観を創造し、完成させる事ではないでしょうか。
“どうすれば良いか?”です。
己の心を、勉強・学習・切磋琢磨して、悩まない{心}・{人格}を作り上げる事です。
自分の心・人格を大きくするには、矢張り、自分の歩いて来た過去を<振り返り、過去の心の旅をすること>なのです。
誕生から現在に至るまでは自己流の自己分析をして、その後{課題}通りに“客観的”に自己分析するだけで充分でしょう。
自分勝手にどんなに努力しても“心の{器}”は大きくなりません。
謙虚になって「インターネット心理療法」を受けるだけで解決するでしょう。
心の持ち方、優秀な心理状態を完成させておけば良い訳です。