<<インターネット心理療法>>(12)

 日本の何処の場所でも、また、世界各地の色々な場所でも、次の事柄は大体同じものである。

人の心が病んでいる時に、先ずは誰を治療に導くか。

親の心が病んでいる時は、必ず子供も悩むものである。

 

 子供が<自分の親を、反面教師>と考えて精神的成長をした積もりでも、また、上手く人生を生きていると考えていても、何処かで必ず「精神の脆弱さ」を抱えているものであろう。

悩んだ時に自分一人の力で這い上がる事が出来る人は、皆無と言っていい程である。

確かに、自分一人で精神の危機を通り抜けたにせよ、また、自分がその様に信じていたとしても“心の勉強”は足りていない。

自分自身で充分に納得した積もりでも、他者から見るとそうでない事が沢山とあるものだ。

 お金や地位、名誉をどんなに得たにしろ、心の奥底では<心の貧弱さが動いている>場合が数々と見られる。

何を言いたかったかと言えば、“親が子育てについては「自分は間違っていない」”と考えても駄目だという事である。

親が本当に子育てについて{悟る}事が出来れば、子供は病んだ心から開放されるものである。

 

 人間は、実に大変である。

何時も自分が一番に真面目だと思っている。

真実に真面目な人であれば、確かにそう思っても良いのであるが・・・。

真面目でない人、悪い人達が「自分は真面目だ」と思って暮らしているので一大事なのである。

 心の底から、本当に突き詰めて考える事である。

「自分は真面目だ」と思っている人達程、人生を生きる事に苦労するであろう。

心の底では“自分の心が濁っている”事に気づかないので大変である。

 

 両親に対して、或いは、自分を育ててくれた人に対して<不平や不満など>を持っていない人達は、人生の何処でも如何なる時でも悩まずに生きて行けるものである。

 人間の心の解決については、自分の{生い立ちの心を正す事}である。

現在の心をどんなに解決しようと思っても解決には繋がらない。

未来がストレスになって立ちはだかる。

親が人生を理解する事、特に子育てについて悟ってくれなければ、子供(大人の場合もある・・・)は自分で人生を生きる力というか、“力量”がついて行かない。

 祖父母、両父母、子供、孫、など・・・何処の世代で<あまり良好でない心の伝播>を切っていく事、分り易く言えば“どの世代で「因縁切り」をするか”なのである。

 

 悩む人は、親に頼らず自分で“人生の悟り”を得なければならない場合もあるでしょう。

悩める人は、「インターネット心理療法」を体験すれば理解できるしょう。

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