病院に行かなくても心の悩みや苦しみから<脱出できる>ものです。
急性期のうつ病症状や強度のパニック状況では、とりあえず内服を勧めますが、少しでも落ち着けば今度は「心理療法」の方が大切なのです。
自分の心の{器}が大きくならなければ、薬の効果も悪いものです。
自分の心の状態が良好でないと、内服薬の本当の効果を発揮出来ません。
「過去を振り返らないで前だけを向いて生きて下さい」なんて、言う人達を見る事がたまにありますが“冗談も程々にして”と考えます。
現在の悩み・苦しみ・悲しさ・やきもち・嫉妬・孤独感・劣等感・不平・不満・怒り、などは、全てが自分の生い立ちの心で作り上げているものです。
自分の過去の心が、全ての心の基盤となっています。
ピラミッドの様に三角形で、過去の心が大きく底に座っています。
自分の過去の底の心を知らなければ、現在の自分が“過去の心から動かされている事”は理解出来ないでしょう。
自分の心の探検とは楽しいものです。
心の上に被さった曇りがスーっと消え青空の様に晴れて、心が楽しく自由になって行きますから嬉しいですよ。
本来的には、親も親なりの苦労を背負い込んだまま成長していますので、親は“自分の心が正しい”と考えているから大変なのです。
親が鈍感な場合も多々ありますね。
実に悲しい事ですが「これが人生、親と子の因縁」と言うものでしょう。
時々ですが、実に賢くない親に巡り合います。
子供もある程度の年齢になれば、精神的にも肉体的にも大人になる必要があります。
時には、親が理解を示してくれなければ、子供は自分で努力して“精神的に大人になるため”に人間学を勉強する必要が有ります。
心の学習が人生の中で一番に大切だと考えます。
どうせ人生を生きるのであれば、楽しく過ごした方が良いですね。
気楽に悩まずに人生の一生を過ごす事が出来れば、どんなにか楽しいでしょう。
先ずは自分の過去の心を見つけ出して洗濯し、落とすべき箇所は落とすべきしょう。
「心の垢」を洗濯して落としましょう。
自分は清潔で心の中に垢は微塵も無いと思っている人も多いでしょう。
この様な考え方は怖くて大変ですね。
案外と自分の側の人達を傷つける場合も出て来るのです。
自分は“真面目な人間だ”と思わない事が出来れば良いのですが、「心理療法」の体験の無い方達には理解が不可能かも知れません。
悩み苦しみ悲しみなどを、感じる人達は、是非とも「インターネット心理療法」の体験をされれば、自分の心は、きっと良い方向へと変革されるでしょう。