<<インターネット心理療法>>(10)

 現在では「インターネット心理療法」が、本格的に受けられるようになっています。

今までは、病院などに行き薬を投薬され、その薬にしがみ付き内服していました。

皆が薬を服用しているだけで、いたずらに時間は流れて行きます。

そこには精神の成長は無かった筈ですね。

人生の道で迷い込んだ時に、自分の力だけで出口を探して外へ出ることは本当に困難なのです。

 

 (8)(9)では、「親が変わらなければ子供達の精神は変わらない」と、述べました。

これは、人間の親と子の心の交わりを原点に戻した上で、子供(大人になった人もいるが・・・)が、幼少期からの親との間での心の交流が再開できた時に、「子供達が大人になる勇気を持つ事が可能となる」ものです。

そこで「親の心が大事ですよと」伝えたのは、親が子供の精神状態の場所にまで、心と姿勢・態勢を落とす事が最重要なのです。

 

 人生というか、人間社会に生きていると、“親が悪い”と説明しても多くの親達は納得しないでしょう。

自分の過去を振り返るだけで良いのだから簡単な事なのですが・・。

「インタ―ネット心理療法」を体験して初めて当方の言っている事が理解できるものです。

 何度か繰り返しましたが、一人の人間が“人生”というか俗世間を生きる上では、職場の状況などにより、必ずと人間関係や様々な事柄でストレスがかかるものです。

自分をこの世に送り出した母と父に対して、{恩を感じる能力のある子供}は人間社会を“上手”に生きて行けるでしょう。

“上手に”と言うことは“要領よく”ではないのです。

生まれて~育つ過程で、人は自分の親に対して、不満や不平などの感情を持って育つことが普通です。

この心に気づいた子供達は、自分で変革できるものです。

ですが、その不満や不平が{どの位の量}を抱えているかが分岐点となりますね。

この様な心が全ての人間の無意識や潜在意識の中に<渦巻き>居座っています。

その様な人間が「自分は善人だ」と思っています。

怖いですね。

「自分が善人だ」と考えている人達は、自分以外の他者を何かにつけて“許す事”が出来ないものです。

他人の心を許すことが出来なければ、自分の心の中に気づかないままでストレスを抱え込み、心の葛藤は溜まって行きます。

 

 無意識と潜在意識と健在意識の心の{カラクリ}を、とことん知っている人達は素晴らしいと思います。

本当にそう感じています。

自分の心を沢山と知っている人は、自分の心を自分で自由に使いこなせるからです。

先ずは“親から”自分の心をしっかりと確認する事が必要なのですが・・・。

悲しい事にこの世の人間、誰しも親から自己探求して内省してみようとする人達が少ないです。

 

親がとことん変われば<子供は変わる>から不思議なものです。

当方にとっては不思議でも何でもありません。

 

当然子供達も反省し、心が精神的に成長します。

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