<<講演>>人生への理解(8)「人対人」

 人と人とのコミュニケーションが出来れば、人間はどんな職場へ投げ込まれても生きて行けるでしょう。

当方としても『読者の皆さん』が真剣に人生を生きる事が出来る様に、しっかりと<本音>で大事な事柄を伝えておきます。

この事について、人間一度は“自己探求”が大切です。

 

 先ずは、人間の欲望とは?考えてみる事ですね。

そして自分には一体に<何が欠けている>のかを知る事が大切でしょう。

{五欲}と言う言葉、食欲、性欲、睡眠欲、金銭欲、名誉欲などと言われています。

「自分には、そんなものは無い」と言う人がいるでしょう。

その様な人達は、まだまだ自分の心が見えていない人です。

何人も、上記{五欲}の全部とは言わないまでも、それぞれの立場やその時期によって内容は変化しますが、持っているものです。

見栄や虚栄心なども、全部が名誉欲に関わって来るものです。

唯、唯、その「欲」が小さいか大きいかだけの問題ですね。

 

 人は、自分以外の人に対して<気おくれせずに>誰とでも、気軽に話しをする事が出来れば最高なのですが、そのような人達は滅多に見られません。

人間は皆、何がしかの心の葛藤を抱えて人生を送っています。

 

 人が人生を送る基本は家族生活です。

生い立ちの家族生活の中で、母や父や兄弟姉妹等との心の絆をどれほど幼い時期から築いて来たのだろうか・・・、これが人間関係の信頼度の基本になっています。

親との{信頼関係}が、しっかりと完成されていなかったら、親以外の他人との{心の信頼関係}は、上手く適応できないのだと思っても間違いないですね。

 

 “人対人”について、今少し触れましたが、人間には異性、即ち、男性と女性が居ます。

思春期から老年期を通して、この辺りがまた大変な人生上での大きな関わり、分岐点ともなります。

男性と女性の心の葛藤だけで、犯罪が起こる場合もあります。

コメントは受け付けていません。