時間についてお話しましょう。
表現は色々ありますが、大きく4つに分けてみました。
①物理学的時間 ②人間が決めた時間 ③生物学的な時間 ④感情的な時間
説明では、ちょっとした表現で捉え方が変わりますが、今回はこの形で説明してみましょう。
人の悩みの解消にも役立つでしょう。
時間について理解する事は{哲学}、{人生学・人間学}でもありますから・・・。
①物理学的時間:地球の歴史、いや、宇宙の歴史から始まるのでしょう。
宇宙の歴史は100億年とも言われており、太陽系、地球などが出来上がったのが約46億年前、地球上に単細胞生物が現れたのが約35億年前だとも言われています。
色々な時代を通って類人猿や人間が地球上に現れたのが、500万年前とも200万年前とも言われています。
そして現在の人類があり、現在の社会・経済・政治などがあるのです。
②人間が決めた時間:自然科学的な視野の上にたてば、時間は物理学的な{時間}となるでしょう。
人が便利さの上に時間を組み立てたものが次の表現です。
1年=365日、1日=24時間、1時間=60分、1分=60秒、1秒・・・この様な時間の中で、人は生きているのです。
③生物学的な時間:時間は平等に与えられていると皆さんは言われますが違うのです。
対にそんな事はありません。
各種の植物や動物によっても全く時間の持分は違うものです。
更に、同じ動物でも病気や生存競争に敗れて短命で終わる場合もあります。
時間の持分は違うのです。
人間でも短命な人と長命な人が居ます。
母親の胎内で一生を終える場合や誕生後すぐに亡くなる場合、新生児や小児の時に・・・、学童・学生まで・・・、青年期まで・・・、成年期まで・・・、壮年期まで・・・、老年期・・・、などと人生の生涯の長さは時間的に異なります。
時間は決して平等に与えられるものではありません。
不治の病に取り付かれる場合もあるのです。
戦争や天変地異などによって命を失う事もあります。
昨今の人間社会はIT社会などと言われ、心・性格・人格の歪な人達の犯罪が増えている様でもあります。
犯罪にまき込まれて命を落とす場合も結構と増えました。
④感情的な時間:格別に感情豊富な生き物は“人間”だと言っても良いでしょう。
楽しい嬉しい時間は早く終わります。
辛い悲しい苦しみや悩みの時間は遅く流れます。
時間について明確に理解するだけでも、人生について理解する事にもなるでしょう。