<<うつ病>>究極の世界(11)

 子供の「うつ病」は、親が原因ですね。

子供達の“心身症”、“神経症”、“うつ病”などは、親の育て方に問題があります。

親がどんなに金持ちでも、地位や名誉があっても、また、有名人であっても、自分の子供に如何に接して育てたかが問題でしょう。

また、夫婦がどんなに仲良くても、互いに子供に向き合っていなかったら、子供は上手く育たないですね。

逆に、親がまともな人生を歩いていないと、子供には不思議と分かるものです。

親が子供を放任したままの場合もあります。

親が子供に虐待をする場合もあります。

家族って、本当に大変ですね・・・。

 

 昨今は、子供達が自分一人で遊びごとに夢中になれる世界(パソコンや携帯電話や色々なゲームなど)、仮想現実と言われるものが出来上り、親子がふれあう時間が少ないですね。

子供が小さい頃から、肌と肌で衝突して、心の痛みと体の痛みを一緒に分かちあえる親であって欲しいのです。

幼少時、いや、新生児・乳幼児から心身に覚えていくものでしょう。

何事も無意識的に全てがインプットされて育ちます。

現代では、家族が何時も毎日一緒にいる場面も少なくなって来ているのではないでしょうか・・・。

 

 単身赴任は誠に大変ですね、また、転勤族などで親子が一緒に転地しても、その都度知らぬ人を友達として持つ能力が必要となりますが、案外と子供は苦労するみたいです。

ここで、単身赴任や転勤族、そういう親が悪いと言っている訳ではありません。

親の注意が余分に必要でありそうだと伝えているだけです。

ごく一般的な両親がいる家庭でも、子供の問題は沢山と起こっているのが現実ですから・・・。

「子育て」は難しいです、簡単ではありません。

ですから、より多くのお母さんやお父さんに「子育てに注意して欲しい」と言って願っています。

 

 全体的に見て「子供が学問やスポーツで優秀で秀でていればそれで良いのか?」と問われれば、それでは駄目だと思います。

説明が難しいですが、親と子の<生い立ち>での{信頼関係}が成立していなければ、子供が成長してから、問題も出易いですね。

子供が、親への{恩}を感じる能力を養っている事が必要です。

これはなかなか難しくて、口で説明して理解出来るものではありません。

 

“心理療法”を受けて初めて分かるでしょう。

これが解れば「うつ病」には、なり難い筈です。

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