<<うつ病>>究極の世界(8)

 「うつ病」、究極的に考えても{心の病}としか思えません。

勿論、「うつ病」になったと同時に体も変化しています。

神経・内分泌・ホルモン、などのバランスも同時に変わると考えて良いでしょう。

それでも、心のバランスが壊れなければ「うつ病」にはならないです。

 

 心身症であれ、神経症であれ、それなりに過去の中に自分で気付いていない“心の葛藤”を引きずっています。

ある{切っ掛け}を機に、自分が防波堤を築いていた“自我の心”が一瞬に、或いは、

ゆっくりと崩壊してしまいます。

この時、脳脊髄肢と血液のバランスが一機に<良くない方向>に変化して行くのです。

だから、どういう病気であれ同じでしょうが、{悪循環}を辿ります。

脳脊髄肢と血液が悪ければ、体も心も疲れます。

悩みや苦しみが治らないので、心身の疲労が益々と悲しく辛くなります。

一度「うつ病」になってしまうとなかなか治らないのがこの理由ですね。

心と体液の{悪循環}ですから・・・。

 

 お医者さんでは、薬を投与して体液を変えようとします。

或いは、血液や脳脊髄液のバランスが壊れていたものを回復させようとするのです。

しかし、人の心、考え方などは、格別に人格に関わるものです。

人格は、誕生(胎内時も合まれるでしょうがここでは触れないでおきます)から現在までの生い立ちの中に、沢山の心の{カラクリ}が渦巻いています。

その心の{カラクリ}が薬で解ける筈はありません。

結局、人間を悩ますのは、自分の心であり、自分の持ち合わせた心の全部を受け止める能力が無いと駄目なのです。

その能力が、人の心の{器}と言うものでしょう。

 

 心がバラバラで纏まりが無ければ、心の平安、楽しさ、嬉しさ、爽やかさ、豊かさ、など何も無いのです。

人生を生きていても幸せなんて何もありません。

苦しいので“死んだ方が楽になる”と感じ始めます。

要するに、人は、自分で{幸せを感じる能力}を養う事が最大に重要です。

 薬の内服により少しは気分が楽になっても、自分の考え方や思考方向のバランスが無ければ、眼前の人間世界を生きるのに悩みます。

そうであれば脳脊髄液や血液の正常なバランスを回復できません。

だから人が生きる事は、悩まないで生きる事。

人生では色々な出来事に衝突するので、自分が上手に悩まないで日常生活を生きる事に切磋琢磨する事が必要なのです。

生まれたまま、未来の世界を生きるのではなくて、自分の過去の中に{答え}はあります。

 

 人の心は、過去と現在と未来を見る目=心の調和、が可能であれば大丈夫です。

この調和を創造するのが「インターネット心理療法」なのです。

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