医療の世界では、確かに科学・医学(医療機器、薬、手術式、など)・各技術、などは格別に進歩して来ています。
ですが、大変に残念なのは“人の心について、人の心を如何に良い方向へ変革させてあげるかについて”は、医学では全く進歩が無い様です。
当方、医師・臨床心理士として仕事をしながら、他の医師とも当然に何時も会っているのですが、事、心の話になると、医師は耳を傾けずに<逃げて行くのです>ね。
また、積極的に過去の自己分析を回想する事そのものにも、精神科医や診療内科医の人達は理解できないみたいです。
「どうして・・???」、「何故・・??」といった感じです。
それなりに心の解釈が出来る医師達でも、自分の過去を回想した人でないと、人間の心の世界、格別に{人の心のカラクリ}については全く理解できません。
頭で物事を理解していても、体で理解(体得)出来ていないと役に立ちません。
自分は正常だと思っている人達(自分で正常と思っていても、変な人は沢山といますが・・・)も、誰が見てもこの人は立派で真面目な人だと思っても、自分の過去を見詰める体験だけはやっておいて欲しいと考えます。
そうしておかないと、自分以外の他者の悩む<心の原点>を理解できないからです。
カウンセリング、その他の治療では、直接に自分の心を見る作業がありません・・・。
カウンセリングでは、直接に<心の接点が有る>のですが、悩みを聞いてあげるだけですね・・・原則的に・・・、説教や助言をしたら駄目なのです。
聞いてもらっても、話す人が現在の心の悩みや苦しみを話すのが主体であり、聞き手がコメントを入れてあげると立腹します。
カウンセリングでは、近過去も少しは出て来るでしょうが・・、幼い時期の<心の葛藤>が、充分には拾いだせません。
自分が一生懸命に努力しても、自分の過去の心を理想的に回想する事が出来ません。
時々、いや、結構と体験されていない医師達が言う言葉ですね・・・{フラッシュバック}と言って、“過去は思い出さない方が良い”などと言われる医師達がいます。
自分が体験されてそう言われるとすれば、それなりに対処方法も分る筈です。
{フラッシュバック}なんて、滅多にあるものではありません。
{フラッシュバック}を起こしそうな人達の場合では、人格形成が非常に脆いというか未熟なので、その様な場合では、必ず親子で一緒に過去を見る回想方法をする事なのです。
親子で一緒に体験すると{フラッシュバック}なんて、滅多に起きません。
親と子が一緒に・・・、物凄く最高に重要で、子供達の心も早急に良好となります。
子供の問題では、親から先に「インターネット心理療法」の体験ですね。