<<いじめ>>いじめと自殺(20)

 自殺する人には、自殺する理由が有ります。

その根源的な理由は何か、と問い詰めていかなければ次の段階には昇れません。

<いじめ>られて自殺する子供達、その間で悩み自殺する先生方もいます。

何とも表現しがたい悲しみです。

 

 先述しているが、大切な事柄であるから再度伝えておきます。

学校の先生方も、心の世界を体験して自分の心を知っておく事です。

そうすれば、<いじめ>に対してもそれなりの対処方法が分かる筈です。

学校の先生方も、<いじめ自殺>に上手に対処出来なかったからと言って自殺すれば良い訳ではありません。

<いじめ>られる側の子供達だけを、そうならないようにと、他の生徒達と一緒になって対処しようとしても、本当の解決にはならないでしょう。

 

 <いじめ>られる本人と、その子供達の親も含めて、自分達の{生い立ちから~現在に至るまでの過去の心}を振り返って{心の再点検}をして貰っておく必要があるでしょう。

<いじめ>る側の子供達とその親達も、自分達の{過去の心}を振り返るべきです。

見えていなかった沢山の事柄が見えてきます。

<いじめ>られる子供達とその親と、そして、<いじめ>る側の子供達とその親も、お互いに子供達と親の間で、過去の心の{和解}が出来上がってきます。

皆に心の{平安が訪れて}来るでしょう。

過去の心から現在の心が圧迫されなくなるので、幸せな気持ちを感じるようになる筈です。

<いじめられる>、<いじめる>事件も、無くなって行くでしょう。

但し、両者の親が子供達の事件発生に{大きな鍵}を握っているので、どこまでも親が自分の心を知る事です。

 

 世間の人達は「自分の事は理解できるが、他人の事が分からな」い、とよく言います。

自分の深い心を体得できれば、他人の心を理解できるものです。

人は、自分の過去の心、潜在意識と無意識の心の世界を<旅しておく>事が、物凄く大切です。

 世の中には沢山の心理士も居ます。

自称心理士も、自分の母親や父親や兄弟姉妹との、心の{確執}が有ったのか無かったのかを点検しておく事は本当に大切だと信じて止みません。

 

 此の世に生きる方達へ、{無常観}を悟ってなどと言っても、土台無理であろうから・・・。

人は誰しも、それなりの{懺悔}できる人であって欲しいと常日頃から思っている。

若年者、いや高年者であっても、人格水準の低い人達では、彼等の親の{懺悔}が重要です。

そこまで辿り着かないと見えないでしょうが!

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