<<いじめ>>いじめと自殺(16)

 ある日も、新聞マスコミなど報道がありましたね。

この中に、極一部の人が話していたようです。

親も、しっかりと子供達について勉強しなければならないのか・・・と!

 

 当方から見ていると、まだまだ<いじめ>られる子供達の親、或いは、<いじめ>られる子供達を育てた人、彼等は皆が自分の過去を振り返らなければ、今の<いじめ>の心境と真実は見えて来ない。

しかも、単に漠然と過去を振り返っただけでは、100%絶対に真実なる<いじめ>の{因果関係}は見えて来ない。

 何度も伝えているが、ここでは表現を変えて話しておきたい。

何度も、<いじめ>の{根っ子}の本質を話すのだが、学校の先生方や家族、親や育てた人達に、この<いじめ>の本質の世界が届かないからである。

<いじめ>について、誰もがこの{真実}を知りたいと考えるのであれば、矢張り、過ぎて来た過去を振り返らなければ、その真実なる<人間の心>は見えて来ない。

だから当方は、素直に自分の長年月の心理療法の体験から、教育現場や家族の世界に実感している事柄を投げかけるしかない。

 

 このブログを見ただけでは<けしからん>などと、当方を説教したい人達も居られるだろう。

当方に説教やコメントを入れて下さる方達が居られれば、当方は<有り難い>と感謝する。

 

 当方、長年の心理療法の体験がある。

我が子の心理療法の体験の他、当所には6000人に上る色々様々な方達が心理療法を受けに来られた。

<いじめ>、<登校拒否>、<非行>、・・大人であれば<うつ病>の方達が一番に多い。

過去を見る「心理療法」を受ければ、うつ病者の長期休業も要らないのである。

若年でも、成人でも、高齢者でも、人格水準を見抜いており、この人であれば、この人一人で{心理療法}を受けるだけで大丈夫とか、この人だけが単独で{心理療法}を受けても、後で<元の木阿弥>になってしまうだろう、など全部を理解できている。

 <いじめ>られる子供達、<いじめ>ている子供達、そんな彼等は本当に心の世界が未熟過ぎる。

個人、単独で「過去を見つめる心理療法」を受けさせても失敗に終わるであろう。

母親、父親、子供達を育てた人達が一緒になって「過去を見つめる心理療法」を受けてみる体験が必要であろう。

学校の先生方も、「同じ心理療法」を受ける体験が重要である。

<いじめ自殺>の{切っ掛け}を作らないようにするために。

 

 人間は<過去の心の和解>が、全ての{鍵}を握っている。

自分を育てた親や、親の代わりに自分を育てた人との『過去の心の和解』で充分である。

 『過去の心の和解』が、{人間の心の平安}をもたらしてくれる。

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