<<インターネット心理療法>>追加編(13)

 人間社会が常に<平和>であって欲しいと考える一人の心理士である。

 

 人間の欲望は、人間が生き続ける限り消えて行く事はない。

誰よりも早く、誰よりも良いものを社会へと・・・、その社会に持ち込む物が真実に一般大衆へ有益で、人生を楽しく生きるのに必要なものか?と、問われれば「全く関係ない」と言わざるを得ない。

 法律の制限をギリギリに受けない程度の{遊びもの}、或いは、法律に違反するものまでが、PC、携帯電話などを利用して提供されている。

長い視野で見て、幼い子供達にまで悪影響を及ぼすものまでが提供されている。

 何時も現在が幸せで、その後の未来も幸せに、人間の眼・耳・鼻・舌・身・意、など、五感や六感にまで響いて来るような、そんな道具が沢山と出来れば良いが、この様な事を言っても無理である。

 物や事象で楽しんで喜ぶ生活も良い事だが、一番に大切な事は、矢張り、自分の本当の心を知り尽くして、今の自分の心を満足せる能力を持つ方が遥かに重要である。

 

 自分の心で自分を満足させる能力です。

ナルシストとは違います。

自分の好きな物を持って、自分の好きな対象物のみを相手にして、自分独りで楽しんでいるのでは、駄目ですね。

所詮、人間として生まれて来た以上は、人間の集団の中でしか生きる事は出来ません。

 

 科学、技術、知識、学問・・・などなど、進歩したと言うけれど、人間の心の奥の心は進歩無きまま時代は流れているようです。

人は、五官六官を年齢相応に成長させて行かなければなりません。

人の五官六官も、人工産物だけを受け止めて成長して進まないと、子供時代から、或いは、大人の時代の生活でも、ストレス、心の葛藤を抱えたまま生きて行く事になります。

 

 人生は一度だけ、1回限りの人生です・・・。

“青い鳥”を自分の外界に求めて生きているのが、一般の人の{本性}ではありましょうが、普通の人生観では心にストレスが溜まりながら生きていきますので注意が必要です。

“青い鳥”は、世界中を探し回っても自分自身からの外界に見つけ出す事は不可能でしょう。

 

 各企業体は、新しい便利なものを追求して、それなりに、楽しい品物、便利な品物、何かと自分を慰めてくれる品物を作り出します。

地球が、大きいか、小さいか、単なる星なのか、小さな砂粒なのか、そんな事柄などは考えもしません。

これは哲学的思考体系でしょうから、そこまでは考えなくても良いでしょう。

 

 人間世界を生きるのに「何が大切か」、「自分と何なのか」、「自分とはどんな人間なのか」・・・など、熟慮した上で生きるのが大事でしょう。

「インターネット心理療法」の体験が必要でしょう。

コメントは受け付けていません。