一番に大切なのは『家族の病』を修復する事である。
悩み苦しみを抱えて、子供達が<学校でいじめられて>いても、通常では、親は{自分達の子育て}には、微塵も間違いはないと思っている。
当方には、沢山の子供さんや、成人されたが未だ若年者である方達が来訪される。
何時も、初対面の人達には、何気なく「お母さんとお父さんは、好きですか???」と質問をする。
来訪者の中では“母も父も嫌いだから、親については考えたくもない”と言われる場合が多い。
自分の心に全く眼を向けない人、例えば、自分の眼を自分から外界に向けたまま生きてる人達。
彼等は“自分の親が好きでも嫌いでもない”或いは、“自分の親が好きですよ”などと簡単に答えるが、現実には親の嫌いな子供達は沢山と見られる。
実際に、自分の過去を全く見た事のない人達には、親が嫌いか好きか、真実は分からないのである。
この様な人達も沢山見られる。
自分の過去が嫌いだから過去を振り返りたくもない。
過去を忘却して生きる事に専念している。
過去を忘れれば気楽に生きていけるのだ。
と、自己主張される!!!!!!!!!。
要するに“親も兄弟も他人も自分の側を通り過ぎた人達皆が嫌いだから”と言うのである。
自分の過去の心に外傷体験を着込んだままで、自分の人生を生きようとしているのだと・・。
現実的には、自分の過去を忘却したい人達は、自分の過去の悩み苦しみに自分の現在の心が強迫されていると言っても、言い過ぎではない。
人は、何故に自分の心の中に<悩みや苦しみ>を持たない方が良いのか、である。
学校での<いじめ・・・その他・・・>などにても、<いじめ>を受ける子供達は、学校生活の中でも、格別に彼等の表情、或いは、雰囲気が暗いのですね!!!
いじめる人達は、また、独特な雰囲気と顔の表情があります。
また、相手の顔の表情や雰囲気で“この人はいじめ易い”とか、“この人は直ぐには親に言わないだろう”などと解るのですね。
いじめられる人は、家族の病の中にあり、学校でいじめられて更に表情や雰囲気が暗くなるばかりです。
いじめられれば悲しくなる一方で、怒り・悲しみ・孤独など、『心の葛藤』が溜る、増強するばかりとなります。
自宅に帰っても親には本心を話しませんし、心の根っ子にある{真実なる心の底の葛藤}について、子も親も知る由はありません。