<<うつ病>>追加編(4)

 うつ病者も、人間世界で<事件を起こし>ます。

多くの場合、薬だけでは治りません。

薬を服用しながら、会社では仕事も出来ず、悩みながら、引きこもり状態で継続する場合が多いのですが・・・。

そして、勤務している会社では職場放棄の状況に陥り、退職になってしまう場合が案外と多いです。

 

 『うつ病』では、歪な心のエネルギーが体と心の内側に溜まりこんでしまう、と思っても良いです。

あまり長期間悩み込んでいると、その内側のエネルギーが爆発してしまいます。

見栄と虚栄心が潰れ、自分の内側の{心が崩壊}して心のエネルギーが外側に溢れ出す時に、ですね。

心の歪なエネルギーで自分を抹殺する人は沢山と居ますが、他者を巻き込む場合もあります。

異常会話だけでなく、異常行動にまで顕現されるものです。

 

 見栄と虚栄心などは、人は誰しも持っています、ね。

うつ病者は、自分の力量と実力にそぐわない{見栄}や{虚栄心}を持っており、言い変えれば、そんな心の{仮面}を脱ぎ捨てるのが上手ではありません。

 色々な表現がありますね。

{鉄の鎧}を脱ぎ捨てることが出来ない、などとも言います。

卵の{殻から抜け出られない}とも、或いは、自分の塞いだ{心の殻}から出られない、と言っても良いでしょう。

要するに、うつ病者になると、自分の心の成長は、もはや難しいと言えます。

 

 そして大変なのが、うつ病者は他者の上手な援護をもなかなか<受け入れない>という現実があります。

人は、心身ともに健康な時から“心の問題が大切だ”と、教育するべきでしょう。

自分の考え方は、素直で真面目で健康だと思う心が、非常に問題なのでありますが・・・。

どんなに考えても、人間の心は実に大変だと、何時も思わされます。

人が自殺するのは、うつ病者が一番に多いから、一応自称の健常人からすれば「何で?」なんて思うだけでしょう。

自称の健常人は、立派に人生を生きていなくても立派に生きています。

心身症や神経症で悩んでいても、結構と多くの人達は<悩みを抱えていない>と考えます。

ある程度自分は悩みを持っていても、意外と他者に<口を開かない>で苦しんでいます。

また、口を開いて、他者に<自分の心を打ち明けて>も他者が理解できない場合も多いです。

 

 人は、日頃から心について少しながら勉強する事ですね。

人には、{建前}と{本音}が有ります。

一体に自分の{建前}と{本音}の心は、どんな心だろうかと自己分析、客観的な自己分析の学習が大事です。

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