<<身代わり不可症候群>>子供たちへ(10)・・・悩まない、苦しまない、・・理解するために!!

  子供達が幼い頃から、自分の{{こころ}}を見つめる事を練習させるべきなのです。
そんな{{習慣}}を、何時も、しっかりと明確にさせてあげるべきなのです。
「「カウンセリング」」では、その人の考え方などを、共感してあげる事が主体ですから、なかなかと、己の[「過ち」]を気づくのが遅いですよ。
どんなに考えても、俗世間を生きるためには、{{己の間違い}}を認めながらで、生きる方が気楽になります。

  子供達は、自分の親への「「不満」」や「「怒り」」や「「憎しみ」」、諸々の葛藤を抱えて成長するものです。
大変なのは、親、誰も皆が、自分の子供達は、自分で真面目に育てていると{{幻想感}}を抱いていますよ。
間違いないのですよね。
だから、当方が、私達の「「口」」で、親が子供達への{{育て方}}を間違えていますからと教えても、逆に、反論されるものでしょう。

  マスコミの問題になっても構いませんが、親が、最後まで、{{説明}}を聞き入れてくれない場合では、どんなに治療者が伝言をしても、伝わらないので、どうにもなりません。
子供達が、6歳、9歳、12歳、15歳、18歳、21歳、などなど、幾つの年齢になっても、親も子供も、我が{{からだ}}と{{こころ}}を振り返ってみないと、役立ちません。
人間世界って、その様なものでしょう。
口で言われただけで、全てを理解出来れば、誰も悩む人は居ないし、人間世界には{{争い事}}は起こらないでしょうね。

  本当に、大変だと感じるのは、人間は誰も皆が、己の{{こころ}}を見ようとしない事でしょうかね。
しかも、今の({己のこころ})でなくて、幼い頃からの記憶を辿りながら{{己を見つめる事}}ですからね。
そのくらいの事柄は、小学5年生から小学6年生の子供で出来るのです。
難しいように感じるでしょうが、現実に体験してみれば、誰にでも出来る事柄なのです。
まして、そう、小学の高学年から、中学~高校くらいの子供達であれば、難しいものでもありません、ですよ。

  こんな過去を見つめる事に重点を置かないのは、何故かでしょう。
分からないのではありませんが、過去を振り返ると、必ずや家族の問題が出て来ます。
多くの家族は、{{拒否反応}}を示すでしょうからね。
子供達にとって、完全なる父も居ないし、完全なる母親も居ませんですからね。
子供たちが、過去を振り返る事で、家族の事柄などが、表に出るのが怖いのです。
でも、ここをクリアしないと、本当の家族は生まれ変わる事はありませんし、親も気づきませんので、子供達も{{こころ}}は変わりませんからね。

コメントは受け付けていません。