<<うつ病>>追加編(2)

 『うつ病』の診断は簡単です。

唯、治すのに如何なる方法を選ぶかです。

 

 診断する人がそれなりの力量を持っていないと、普通の人、一般の医師にも全くと診断できないでしょう。

力量と実力が有れば、うつ病者の本人を見なくとも「貴方はうつ病者だ」と診断できます。

電話で数十秒聞けば“貴方はうつ病だ”と、分ります。

これが出来るのです。

その人が、会話やメールなどで<嘘をつかなければ>、メールでも診断できますね。

 何度も言いますが、原則的には薬を服用、その後は心の治療がより大事です。

心の治療の方が遥かに重要です。

しかし、うつ病者だと診断してあげても本人が理解しない場合や、家族が納得しない場合は大変です。

 

 <余分な説明かも・・・しかし説明を加えておきます。>

統合失調症でも、本人が認めず、家族も認めない場合もあります。

『うつ病』よりも統合失調症の場合の方が認めたくないのでしょう。

本来的には、統合失調症の場合でも、本人様も、御両親様も、{心理療法}を受けた方が俗世間を生きて行くには、気楽となるのは間違いないようです・・・。

 

 どんなに正確に診断してあげても、本人が、或いは家族が診断を受け入れない場合では加療しにくいです。

『うつ病』の人達は、自分が『うつ病』だと認める事、更に自分の歩いた過去の足跡を辿る旅をしてみる事です。

 本当の自分の心を知ると、心は反転して<心の自縛>から解放されます。

自分の心を自分で<知れ>ば、自分の心で自分の心を操作できます。

 

 自分の子供の心に、如何に対処したら良いか教えて欲しい・・・、などとよく頼まれます。

全くと意味がありません。

教えても伝わらないです。

 

 心理療法士は、悩み苦しむ人達、即ち、心の病の人達へ<心の扉>を開けるお世話をしてあげるのですが、助言や説教や注意などをする訳ではありません。

格別に、過去の心の旅は、人生での<心の悟り>と、言っても良いです。

 

 『うつ病』だと診断されても、神経症や心身症のケースもあります。

心身症や神経症だと診断されてもそうでない場合、『うつ病』の場合もあるでしょう。

うつ病者は『うつ病』の薬を服用すれば、効果があるのを理解できるでしょう。

うつ病者でない人が『うつ病』の薬を服用しても効果はありません。

うつ病者が、神経症の安定剤や単なる睡眠薬などを服用しても効果はありません。

うつ病者が『うつ病』の薬を服用しても、薬の種類によっては効果が違う場合もあります。

慣れればうつ病者は自分の症状を自覚できるでしょう。

『うつ病』について、自分である程度まで理解できる人達が居られます。

 

 当方では、心の世界も算数のようになっている事を理解して、そして<人生の悟り>を開いて欲しいと願っています。

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