多くの人達は普通「自分の人生を生きるのに、現在と未来を眺めて生きて下さい」なんて言いますよね。
しかしですね、自分の現在の能力や力量が無ければ、自分の現在も未来もしっかりと見えて来ません。
そうすると、自分の人生を生きるのに{ストレス}というか、{心の葛藤}を抱えて生きる事になります。
皆、誰もが人生を歩いているのですが、時には立ち止まって過去を振り返る必要があります。
ここでは少し学問的になりますが・・・
人間個人には、{浅い心}、{深い心}、{建前}、{本音}などの表現もあります。
一方で、顕在意識(現在~)・潜在意識・無意識、などと言う言葉もあります。
顕在意識と言うのは、人の一番に浅い心。
潜在意識と言えば、人の心の中間層にあると言えますね。
更に、無意識と言えば、人の心の深い場所にあると言って良いでしょう。
何度か別の記事で説明していますが、人の心、自分の心を変えたい時ですね・・・、悩み苦しむ心を変えたい、悩まない心に変えたい時は、自分の深い心から変えた方が遥かに近道です。
世界中の心理療法関係の本を見ても、過去から積極的に振り返る方法は殆ど有りません。
悩む現在の心を変えようとしているのが、一般の心理療法になっています。
この様な方法は、近道の様で遠い道となるでしょう。
当方、長年の経験からすると、今、病んでいる自分を、そのまま変えるなんて途方も無い程に大変で困難ですね。
自分自身で悩んでいる時、勿論、自分の子供達について悩んでいる時でも、親であれば、自分の過去の、誕生をさせた両親について自分を調べます。
その後に、自分の子供達について、自分と子供達が如何なるコミュニケーションをとって現在まで生きて来たか・・・、を探索する事です。
親が自分の両親について調べる時も、素直に調べる事ですね。
素直に過去を見つめる事をしなかったら、もはや、役立つ{心を悟る}事は出来ません。
また、この事については体験した人のみぞ<悟れる世界>であり、どんなに本を読んだり、話を聞いてみたりしても、その{悟り}を得る事は全く不可能です。
人は誰しも自分の過去の心を、やりっぱなしで生きています。
自分らしさであり、本当の自分を生きていない事になります。
親にしても、どの様な人間一個人にしても、真実なる自分の過去を知らずして、本当の自分を、本当の母と子供達の心を知る事は出来ません。
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