人生を悩まないで生きる。
簡単に説明すれば、眼前の環境と人間関係に<拘らなければ>悩まないものです。
上記100%、間違いありません。
ですが、人は誰しも自分の人生を<拘らない>で生きる人達は何処にも見られません。
「四苦八苦」
①生きる事に拘ります。
②年老いてゆく事に拘ります。
③病気をする事に拘ります。
④死ぬ事に拘ります。
⑤愛する人や物との別れに拘ります。
⑥自分の欲しい者・物が手に入らないと拘ります。
⑦自分の周囲の人を少なからず恨みます。
⑧煩悩が多いために拘ります。(色・受・想・行・識)=五蘊盛苦→色是即空・・・。
人間生きていますと、上記の事柄で誰もが悩んでいるものです。
勿論、上記のどれか一つ、或いは、二つくらいで悩んでいる人達も居ます。
どれも、全部を抱えて生きる人達も居ます。
「四苦八苦」を超えて生きている人達は、そんなには見られません。
しかし、この「四苦八苦」乗り越えられれば、うつ病者は直ぐに治って回復するものです。
うつ病者にしても、そうでない人達でも、自分の過去に裏打ちされて生きているものです。
どんな病気・・・、例えば、白血病、癌、肉腫、遺伝因子に組み込まれた疾患などは別にしておいて、殆どは心と体が絡まった病気ですから、自分の心・性格・人格を良好にしておくべきです。
そこから自分の人生、人間像の全体を悟れば、人間は心も体も{再生}、{新生}が始まってくるでしょう。
普通に行なっているカウンセリングでは、自分の生い立ち、過去を見つめる事に<重き>を置いていません。
これだと、本当の自分は見えません。
人の{行動}と{会話}を動かしているものは{心}ですね。
だから、人の心がしっかりと確立できていれば、人生でどんな環境に投げ込まれても、悩み苦しむ事は有り得ません。
そこで、人にとって一番大切なことは、人生途上での、それぞれの年齢に応じた{心の確立}をしておく事、これが必要なのです。
自分の{真実なる心}を知っていれば、何も悩み苦しみは無いのです。