『家族の病』で連載しています。
男と女、{生い立ち}の違う人間、異性同士が一緒になって家族を構成します。
多くの場合で、子供が生まれて来ます。
しかし、子供が生まれない時には、結婚した者同士で物凄く悩む人達もいます。
結婚から3年~5年、赤ちゃんが出来ないと誰しも{不安}に襲われます。
『家族の病』と、言っても良いでしょう。
子供が欲しいと考えて、産科を受診します。
夫婦によっては、大変な悩みとなります。
また、男性にも不妊の原因が有る事もありますね。
両者が心を合わせて、子供作りに共同作業が重要となって来ます。
女性に原因がある場合の方が多い様です。
最後は、人工受精が必要となります。
人工受精には、胎内受精と体外受精があります。
体外受精を繰り返して、最後まで赤ちゃんが出来なかった場合もあります。
夫婦で随分と悩みます。
何度も体外受精を試みた上で、最後まで<妊娠>に至らなければ、その作業と一緒にお金も沢山とかかり、夫婦で疲れ果ててしまいます。
体外受精など、不妊に関わるのに遺伝カウンセラーが必要だと言われています。
時には、夫婦生活のない事で悩む人達も見られますが、大変です。
中には、赤ちゃんが出来ないからと離婚するケースもあります。
或いは、赤ちゃんが出来なくても、夫婦が足並みを揃えて一緒に辛抱しながら、諦めの境地で過ごして行く・・・、人生を悟り納得して生きる夫婦もいるでしょう。
はたまた、様々な場合もありますね。
他人の精子を借りて受胎、他人の卵子を借りる、或いは、精子と卵子を借りる場合もあり得ますね。
ですが、生まれて来た子供が本当の自分のルーツを知ると、悩み果てて大変でしょう。
人生が理解できなくなるケースも起こり得ます。
本当の自分の親を知らなければ、育ての親の顔を見て、子供は<何と考えたら>良いのでしょう。
この様な場合では、赤ちゃんが出来ても、両親共子育ての過程で<きっと悩む時期が来る>でしょう。
全くと、何も悩みは無いと言われる親が居れば、子供の立場から<物事を考えていないだろう>と感じます。
また、人間の親と子の心の因果関係を、或いは、子供の発達心理を理解できていないのかも知れません。
当方、一般的な事柄を心理学的に述べています。
勿論、例外で、全てを立派にこなす親達も居るだろうとは思います。