<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追9)

  先刻、皆様方へ伝えました。
悩みの解消には、「「身代わり不可症候群」」が理解出来れば良いと、言いました。
ですが、気持ちだけで理解できても、体で理解できないと、悩みの解消には少しながら難しいですよね。
何度も言いました、ですよ。

  「「身代わり不可症候群」」の理解が出来ると、一番に良いです。
しかし、今の現状を理解して、相手の{{考え}}や{{思い}}を納得してあげて下さいと伝えても、案外と無駄な事が多いですよ。
相手の{{こころ}}を理解してあげるためには、矢張り、自分の[{生い立ちから~~現在に至る}]過去の生き様を調べるべきです。
その事が納得できれば、今の現在の出来事にも、相手に対して案外と[{許し}]を与える事も可能となります。

  相手を許すなどと、言う事柄は、気づかないのかも知れませんが、「「身代わり不可症候群」」が無意識的にでも、理解できているのです。
そう、「「身代わり」」ですよ。
相手を恨んだり、嫉妬したり、不満を持ったりするところから、人間の悩みは大きくなって、({こころ})の病気になったりもします。

  先ずは、自分の生い立ちから、自分調べをする場合では、胎内の事柄は、母の言葉から少しだけでも漠然と了解する場合もあるでしょうが、まあ、難しいと思っても良いでしょう。
そこで、誕生から、3年間ずつでも構いません。
先ずは、自分の母親について({自分が如何なる状況であった})かを、一生懸命に調べてみましょう。

  普通、人間は真面目でもないのに、{{私は、真面目な人間}}だと錯覚しています。
一生懸命に自己調べをしないと、自分の({愚かさ})を見つける事が出来ないでしょう。
時には、人間って、面白いもので、自分は真面目な人間だと信じています。
だから、そんな真面目な人間だと思う{{こころ}}を引っくり返すのですから、一度だけ自分を調べたのでは気づきません。
人間の({記憶})って、面白いですよ。
完全に過去の忘却の中に押し込んでいました記憶が出て来るのですからね・・・。

  自分の過去の({記憶})を、一度だけ調べるのでは、記憶の回想は困難ですね。
そうですね、2度でも、少し困難でしょう。
あまり記憶が出て来ないと嘆きながらでも、頑張って努力していますと、自然に({過去の記憶})が出て来るのです。
人間の{{こころ}}って、不思議なものです。
大事なのは、今の{{こころ}}よりも、過去の{{こころ}}です。

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