<<家族・親子>>家族の病(12)

 夫婦の問題で、追加記述しておきます。

互いに、主人は奥さんの、奥さんは主人の悪口や不平を持たない方が良いのは言うまでもないでしょう。

ですが、奥さんがなかなか自分の心の不満を受け入れないことは、多くの場合であります。

 原因が{何}であれ、主人は奥さんの母親の或いは父親の<悪口>を言わないこと、奥さんは主人の両親の<悪口>を言わないこと、ですね。

奥さんが、自分を理解してくれないので、両親の悪口まで言う場合と、奥さんには直接の不満を持たないでも、両親に不満を持つこともあります。

奥さんに不満があるが、奥さんが納得しないので両親の悪口を言う場合もあります。

逆に、主人についても、奥さんから見れば同じような事柄は沢山とあります。

 夫婦って、案外と自分の親の悪口を言われるのは耐えられないものです。

 

 夫婦の別れで、言っておきたいのは、夫婦が共に<金銭を稼ぐ>能力がある場合、ですね・・・。

矢張り、面白いと言うか悲しいのは、夫婦が生活している上で金銭的に余裕が有れば、自分の持ち前の気質と言うか性格と言うか人格と言うか・・・、互いが自分の自我を通そうと、何処かで意見が衝突し<折り合わない>場合が沢山でます。

人生を生きるのに、金銭が有れば食に不自由はしません。

 しかし、人間、一度でも<この人は嫌い>と思い始めると、自分の気持ちを元に戻すことは、なかなか本当に難しいものです。

 

 結婚した後、主人にしても奥さんにしても、誰か他の異性を好きになったりすると、夢中になり出直すことが出来ない・・・、心の思いを直ぐに<切り変える>ことが出来ないものです。

所謂、男と女の{不倫}です、ね。

人生、本当に大変です。

稼ぐ能力が無ければ、我慢をしたくないけど<我慢しよう>なんて場合もあります。

男性についても、女性についても言える事です。

互いに金銭を持っていれば、面白い程に、男女の{愛}と{恋}は変化するみたいです。

両者が年齢を重ねて、高齢化して来ると微妙な変化も現れます。

 これが、よく言われる{家庭内離婚}でしょう。

その頃は子供達も成長しているので、子供達は<気づいて>も生きて行けます。

 

 夫婦の心の<ひび割れ>は、突然表面化する場合も、徐々に表面化する場合もあります。
問題が多いのは、子供が小さい時や思春期、夫婦の不倫問題が顕在化する場合ですね。

主人か奥さんか、どちらかが上手に演技できれば良いのですが・・・。

そんな<不倫問題>を、子供の前で何も無かったように<幸せだよ>と、言葉も行動も心も演技することは出来ないでしょう。

 離婚、子供との別れ、子供の成長に他者が関わる・・・先進国に<よく有るケース>です。

 子供達の成長において、皆が同じ{枡の中(親が離婚している環境)}なら、子供達も案外と納得します。

同じ環境でないから、子供達は上手く育ちません。

男と女の{愛}と{恋}を上手く育てるのが下手になり、家庭生活も大変となります。

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