<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追7)

  何度も、「「身代わり不可症候群」」だと、話をしております。
人間にとって、この({世の中})を生きるためには、本当に当方がみていますと、この言葉の内容を理解しておくべきだと思うのです。
勿論、理解するべきなのですが、瞬間的には、目前の事柄&事象を通して自己防衛などの{{こころ}}の{{からだ}}の反応をしています。
その反応が、矢張り、無意識的に、人間は疲れるのか、疲れないのか、自分で解釈できる人間になっておくべきなのです。

  少し、難しい事柄を話しました。
それでも、人間社会を生きるには、悩まないで生きる、苦しまないで生きる、などなどが大変に重要です。
いや、最高に大事ですよ。
あまり大した意味の無い({言葉})に聞こえるかも知れませんが・・・・・、真実に大事な言葉なのです。
殆ど全ての人間は、自分の事ばかり考えて生きています。
いや、自分が({得をする})ように考えます。
自分が({得をしたい})と思うだけで、心の葛藤を持つ事になりますよ。

  人間の病気の70%が、({こころ})に関連しているとも、言われていますが、当方も明確に感じております。
毎日、診療していてから、そう、思うのです。
でもね、悲しいのは、({こころ})の病気を教えてあげても、理解しないし、私は{{こころ}}の悩みなどは、全く有りませんと、答える人達が多いです。
大変に悲しい思いをさせられますよ、教えても伝わらないのですからね。
教えれど、教えれど、({我が教え、届かず})なのです。

  人間の大変な({業})ですし、大変な({技})ですし、大変な({性})ですよね。
教えてもらえば、伝えてもらえば、大事に自分を見直して欲しいものです。
自分勝手に生きているのでは、ないか・・・。
自分の好きなように、得をするように、考えているのではないかと、自分の({こころ})を点検して欲しいものです。
何でと、感じるのかも知れませんが、人生は、自分が一人で生きているのでは、ありません。

  周囲の人達が居て、集団が有り、社会が有って、そんな人間世界で生きているのですから、自分の{{こころ}}の我が儘だけで、此の世を生きる事なんて、絶対に出来ません。
相手の立場に立つ事、相手の{{こころ}}になってみる事、相手の気持ちを理解できるだけでは、駄目ですよ。
相手の立場で考えて、相手を許してあげる事、「「身代わり」」が大事です。 

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