<<家族・親子>>家族の病(9)

 『家族の病』で、お伝えしていますが・・・・・。

これは、人間、人の心の成り立ちを知る必要もあります。

 

 両者の育ち方{生い立ち}が違うので、また、心・性格・人格も違うので、結婚してから一生を共にして{終末}まで、一度も喧嘩した事が無い夫婦は少ないでしょう。

勿論、結婚してから互いの終末まで、一度も喧嘩しない夫婦もいるでしょう。

子育てに何も問題がなくて、『家族の病』なんて全く<縁が無い>家族も居られるでしょう。

それは、立派な家族もあるとは思います。

 しかしですね、一度も喧嘩したことが無いのは本当に立派で凄いな!!!と感じますが、夫婦のどちらかが案外と我慢をして、苦しんでいる場合も多いですね。

我慢をして<苦を感じて>も、<喜びの方が多い>と言われれば、それはそれは誰からも称賛される家族ですし、間違いないですね。

 

 前述しましたが、昨今は「男女平等参画」と言われて随分となります。

男性も育児休暇を取って赤ちゃんのお世話をするべきだ、などとも言われています。

この言葉は良いのですが、現実の社会で男性が育児休暇を取る人は、まだまだ少ないですね。

男性の皆が育児休暇を取る様になるためには、もっと時間が必要なのでしょう。

 人間社会のみならず、生き物の世界、いや生き物でない個体の世界でも、それ相応の時代や環境の流れが有ります。

 女性の社会進出は、決して悪いものでなく、特殊な能力や才能などを持って居られる女性も結構と多いでしょう。

人間社会で、大きく貢献される人も見ています。

夫婦両者共が、格別な才能が有って優秀で・・、などと言う事はあまり多くはないかも???

職業上、単身赴任などもあります。

 

 「社会が豊かに」と言っても、マイナス面もあるでしょう。

日本の国でも、戦後と比較すると、何事においても全てに、遥かに豊かな国、物の溢れる時代にはなった様です・・・。

飽食の時代、お金さえ有れば人の周囲にある殆ど全ての物は手に入るくらいの時代です。

 物で自分を癒そうとしているので、何か欠乏欲の塊と言えば<お気にめさない>方も居られるでしょうが・・・、そんな感じでもあります。

節約する、本当に一生懸命に<節約>などとの、感覚は全然と無いのでしょう・・・。

 「豊潤は、人の心を迷わせる」なんて言葉もありますが、生き甲斐って何?でしょう。

どういう家族でも、子育てにお金が足りない?となると、夫婦で共働き!なのでしょうか?

中には専業主婦だけでは時代に<乗り遅れる>、家で静かにしておくのは<耐えられない>と、社会に出る人達もいます。

 

 鍵っ子が増えます。

 

 幼児期の心の葛藤は、後を引きます。

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