<<家族・親子>>家族の病(2)

 家族の崩壊にも、色々な過程があります。

見る方向性を変えますと、家族の内側から崩壊する場合と、外側から崩壊する場合があります。

 まずは、外側からの崩壊を見てみましょう。

外側からの崩壊は、先述しましたが、天変地異・戦争などがあります。

大変です。

家族の中の一人が欠けてしまうだけではなくて、一度に複数の人達が居なくなってしまう場合もあります。

或いは、家族の中の一人の時もあります。

それも親から欠けたり、子供から欠けたり、などと、どちらにしても悲しい出来事ですね。そんな、家族には耐えられない程の<嘆き>が訪れるでしょう。

 また、不意に知らない外的他者から犯罪などを起こされる場合もあります。

或いは、飛行機の墜落事故や自動車事故などに巻き込まれてしまう場合もあります。

不測の災難などにより、命を落としたり重症を負ったりする場合もあります。

家族の別れが不意に迫って来て、現実の別れになってしまうのです。

両親、又は片親でも、就労していると勤務先でも仕事に差し支える場合も出てきますね。

そうすると、家族の崩壊につながって行きます。

親の消失が先になった場合では、残された子供達の行き先ですね・・・。

片親が残ったとしても、子供達に与える影響は大変な境遇がやって来るでしょう。

残された子供達は、残った片親の会話や行動など、その心次第で、随分と多大な影響を及ぼします。

 父親が残るか、母親が残るか、で、違って来ます。

子供達は、生い立ちを抱えながら成長して行きます。

彼等が大人になった時に、彼等の無意識や潜在意識に残された心の葛藤が、格別に彼等の人生で<何かにぶつかった>時にですね、深層心理の深い所から現在意識を強迫して来ます。

生い立ちから、人は自分の眼前で何事が起こっても、マイナスのイメージでその時の事実を受け取る事が多いです。

プラス思考で受け止めていれば良いのですが・・・・それでも、人生で成功していても、何らかの心の葛藤は滲み出て来るものです。

可能であれば、人間は健康で、人間社会が平和であれば最良でしょう。

 

ですが、平和ボケも人間に余分な歪な心を引き起こします、大変です。

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