<<人間>>**人間**(7)

  今回から、明確な記載のために、人間の年代、年齢に区切って伝えてみましょう。
そう、最初は、乳児期から、入りましょう。
乳児の時には、周囲の誰かから、お乳を飲む事、排泄のお世話を受ける事、衣服の着替えなどなど、お世話にならないと、生きていく事ができません。
そんなにも、毎日、毎日、沢山のお世話になりながら、やっと、人間世界に出て行けるのです。

  誰からも、お世話が無ければ、絶対に此の世に出て行く事など、出来ませんよ。
例えば、良くある話ですが、乳児の時に、ですね、お乳を飲ませてもらっても、哺乳瓶だけで、人間のスキンシップが無いと、人間の子供に育たないのです。
そう、例えば、こんな事は絶対に無いと言っても良いでしょうが、犬や猫などでは、哺乳瓶はもてません。

  昔の話ですが、狼が赤ちゃんにお乳を飲ませて人間を育てた、育てたが、遂に、人間の子供としては、育たなかったという話があります。
又、有り難い事でしょうが、狼からお乳を貰ったのでは、スキンシップが人間と違います。
その間に、{{会話}}なども、全くと、違うのですから、乳児の間に、矢張り、人間に育ててもらわなかったら、最早、赤ちゃんが成長しても、普通の人間とは違った人間になりますから、人間世界では通用しません。

  特殊な場合もあります。
耳が聞こえない方達でも、視力や味覚や嗅覚が鋭く、素晴らしく、鋭く敏感で人間社会で{{役立つ}}ように、成長する場合もあります。
視力が悪い場合では、耳が鋭く、味覚や嗅覚も鋭くなる場合もあります。
色々と人間に欠けて育つ場合では、普通の方達と比較して、飛躍した能力を持つ場合もあります。
人間って、面白いのは、素晴らしく能力を持っている場合もありますが、乳児の頃から人間の{{会話}}や{{行動}}や{{スキンシップ}}などを受けない子供達は、全く、普通の人間としては育たない場合もあります。

  乳児から、幼児へと移行して行きますが、とにかく、ここでは、ある程度の人間として育つには、それなりの、周囲の人間が赤ちゃんに手をかける事が重要です。
乳児から、適当に、無干渉では、人間に育ちませんし、過剰干渉でも育ちませんよ。
人間として育つには、赤ちゃんが一人で育つ訳もなくて、たくさんの人間のお世話が有ってから、初めて育つものです。
どうぞ、人間として、此の世を人間らしく生きるには、幼い赤ちゃんの時からのお世話が重要なのです。
そんな事柄は、周囲の人間が必ず明確に熟知しておくべきものです。

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