<<家族・親子>>「親殺し」(1)

 最近は、しばしばと「親殺し」が世間を騒がせています。

 マスコミの報道は内容が浅過ぎて、大変です。

もっとも、物事の真実は理解できていても、世の中では<建前>だけを話さないと、不都合が起きる場合もあるので、人間世界って本当に悲しいものです。

 

注書き:{人間世界にも、楽しい事も沢山とありますよ!! それは、自分の目前の人達や環境を如何に感じて受け取って生きるか、自分が幸せを感じる能力に関係します。}

 

 子供が、親を殺すのは、簡単な答え!!は、ですね。 親が嫌いなのです。

物凄く、嫌いです。

親が、目前に居るだけで腹が立ち、悲しくて、毎日が面白くありません。

答えは明確ですね。

親が、子供から好きだと思われていないのです。

 

 親にも、色々な親が居ます。

自分の子供を過放任したまま、あまり子供の世話をしない・・。

自分の子供を見境なく、身体的に<虐待>する・・・・・乳児、幼児、学童くらいまでの場合ですね。

子供達も成長して、体が大きくなれば、親が肉体的に暴力を振るえば、反対に暴力に合うので、心理的なストレスをかけます。

親が子育てについて、子供への<話し方を知らなかったり>すると、親は気づかぬまま、子供にとっては暴言となって、子供が心の葛藤を溜めて行きます。

 

 一方で、親が自分の子供を、自分の理想通りに育てようにしている場合も多いです。

親が、その様な育て方をすると、時折にしても、子供達には大変な心の葛藤を背負う事になりますね。

子供達は、社会の規則を知らないです。習慣や名誉や地位や金銭感覚については、知らないのですから。

親が、大人になって気づく事なのですが、自分の満たせなかった事柄、<劣等感>として残っているものを、子供達に託そうとして自分の子供に<無理やりに勉強、勉強>などと無理強いします。

 

 子供達は、世間のルールや柵など理解できません。

次第に、無理強いする親に対して、反感、不満、不平、悲しみ、寂しさ、孤独、怒り、怨念などが増強してきます。

親に、自分の心の葛藤を話しても、多くの親は子供に対して反発します。

或いは、子供達は反抗できずに黙して語らずで、ストレスは増大するばかりです。

不満や怨念が、昇華できる筈も有りません。

 大なり、小なり、各種の犯罪に繋がって行きます。

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