<<人生>>裏の心、裏の道:(建前と本音)2

 どうして、こんな話をするのでしょう。

そうです。

人間って、面白いですよ。

真面目に生きていない人達が、一番に自分達は真面目と思っています。

怖いですよ。

自分は真面目だと、自分について思っている人は、必ずや、自分の周囲の人を客観的に評価出来ません。

 

 真面目でもない人達が、周囲の人達を裁こうとするのですから、恐ろしいです。

しかも、多くの場合で、<私は真面目で善人、他者は不真面目で悪人>だと考えるのですから、ある意味では滑稽です。

真実の心、真実を語れば、人の悪口を言う人達は、自分の心の中に{劣等感}を抱えているのです。

自分の心に葛藤を抱えていない人達は、他者を標準的に評価はする場合もあるでしょう。

しかし、評価と悪口を言うのでは、<違い>が有ります。

悪口を言う人は、自分の心の裏については、全く理解していませんね。

自分の裏の心、深層心理、本音、そうですね、自分の心を全く知っていないのです。

全く、心の世界について学習していませんよ。

 

 人間が此の世を生きるには・・・、何時も当方は言っています。

「行動」や「会話」よりも、「心」が一番に大切なのです。

「心」が、人間の全ての「行動」と「会話」を制御していますからね。

自分の「心」を知り尽くしている人であれば、あまり大きな誤った「行動」や「会話」は無いでしょう。

多くの人達の前でも、少人数の人達の前でも、悩む事なく自分の話も出来るでしょう。

ここまでは、この場所で、この機会に、こんな風に話しても良いだろうと、自分で判断が出来ますからね。

 

 自分の人生を生きるのに、有名で地位もある人達、お金持ちの人達も、皆が{劣等感}を抱えながら生きているものです。

お金や、地位、名誉、名声、そんな事柄は、自分の心の問題を解決してくれるだろうと、普通の人達から見れば、そう考えるでしょう。

しかし、そんなもので、{劣等感}は簡単に消えるものではありません。

 

 {劣等感}は、自分の人生の<飛躍のバネになる>のでは、との質問を受けますが、決して飛躍のバネになって<立派なもの>だよとは言えません。

持たないですむものならば、持たないで欲しいですね。

{劣等感}を持たないで生きる方が、遥かに人生の{バネ}となるでしょう。

{劣等感}を克服した人でないと、理解が難しいかも知れません。

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