どうして、こんな話をするのでしょう。
そうです。
人間って、面白いですよ。
真面目に生きていない人達が、一番に自分達は真面目と思っています。
怖いですよ。
自分は真面目だと、自分について思っている人は、必ずや、自分の周囲の人を客観的に評価出来ません。
真面目でもない人達が、周囲の人達を裁こうとするのですから、恐ろしいです。
しかも、多くの場合で、<私は真面目で善人、他者は不真面目で悪人>だと考えるのですから、ある意味では滑稽です。
真実の心、真実を語れば、人の悪口を言う人達は、自分の心の中に{劣等感}を抱えているのです。
自分の心に葛藤を抱えていない人達は、他者を標準的に評価はする場合もあるでしょう。
しかし、評価と悪口を言うのでは、<違い>が有ります。
悪口を言う人は、自分の心の裏については、全く理解していませんね。
自分の裏の心、深層心理、本音、そうですね、自分の心を全く知っていないのです。
全く、心の世界について学習していませんよ。
人間が此の世を生きるには・・・、何時も当方は言っています。
「行動」や「会話」よりも、「心」が一番に大切なのです。
「心」が、人間の全ての「行動」と「会話」を制御していますからね。
自分の「心」を知り尽くしている人であれば、あまり大きな誤った「行動」や「会話」は無いでしょう。
多くの人達の前でも、少人数の人達の前でも、悩む事なく自分の話も出来るでしょう。
ここまでは、この場所で、この機会に、こんな風に話しても良いだろうと、自分で判断が出来ますからね。
自分の人生を生きるのに、有名で地位もある人達、お金持ちの人達も、皆が{劣等感}を抱えながら生きているものです。
お金や、地位、名誉、名声、そんな事柄は、自分の心の問題を解決してくれるだろうと、普通の人達から見れば、そう考えるでしょう。
しかし、そんなもので、{劣等感}は簡単に消えるものではありません。
{劣等感}は、自分の人生の<飛躍のバネになる>のでは、との質問を受けますが、決して飛躍のバネになって<立派なもの>だよとは言えません。
持たないですむものならば、持たないで欲しいですね。
{劣等感}を持たないで生きる方が、遥かに人生の{バネ}となるでしょう。
{劣等感}を克服した人でないと、理解が難しいかも知れません。