「「ル―ツ」」は、人間だけではないと、伝えました。
全く、その通りですよ。
動物や植物でさえも、気候などの{{寒暖}}などによって左右されるでしょうが、一定の範囲にしか、生きる事は不可です。
では、気候が変れば、好きな場所へ移動できるのかと言えば、勿論、そうです。
人間でも同じで、あまりに暑い場所や、あまりにも寒い場所で生きるのは無理ですね。
でも、それなりの、あまり極端でない場所であれば、人間は自分の誕生した場所に住みたいと考えるし、例え、一度や二度、故郷から離れて住んでも、自分の生まれた故郷の事柄については、必ず、記憶に出て来て{{郷愁}}を感じるものです。
例え、功なり名を遂げて「「有名」」になっても、それが、自国でなくても「「名声」」や「「地位」」や「金銭」」を溜め込んだりしますと、案外と、外国に住んでいても、自国に戻ってみたいのです。
自国から、外国に出て「「有名」」にもなり、周囲から{{褒められて}}、意外と当人は自国を忘れて、そのまま継続して生きる事を考えるのは、少しながら、真実なる自分に気づいていないということでしょう。
時には、自国に帰りたいけれど、帰れない人達も見受けられます。
「「有名」になったから、「「名声」」を得たから、帰りたくないのではありません。
自国に帰りたくても、帰れない、どうにもならない理由を抱えています。 最初は、外国に出て研究などを重ねて、有名になったから、自分は外国に{{自分の一生}}を埋めてみたい人も、時折には、見られるでしょう。
でも、両親から、育てられる過程を、自分の「潜在意識」」や「「無意識」」の中に貯め込んでいますことに、案外と気づきません。
お父さんは、好きだったですか、お母さんは好きだったですか・・・・・・、
などと「「質問」」しますと、多くの場合で、多くの人達は、両親は好きだったと答えます。
でも、自分の「「過去」」を明確に振り返ると、案外と、違う場合が多いものです。
自分が育つ家庭にて、両親が生きていても、意外に、気づいていない事柄が沢山とあります。
仮に、子供達が大人になってから、「「有名」」になって、「「金銭」」を沢山と抱えていても、生い立ちの「「葛藤」」は、多くの場合で残ったままであります。
そんな場合では、親以外の他者に対して、「「言葉遣い」」や「「態度」が違うものです。
殆んどの全ての人達は、今が幸せならば良いと、答えますが、自分の誕生から~現在までの{{自分のこころ}}に感謝ができていないと、細かいところで、余分な「「葛藤」」が、言葉になって現れていますので、注意をして下さいませ。
己の「「過去」」を明確に知って生きる事が、最大に、自分の人生で大事ですね。
人間は、「「過去」」→「「現在」」→「「未来」」に向かって生きているのです。