「宿命」の言葉は、時折ですが、よく耳にする言葉ですね。
でも、実のところ、誰も深く考えていません。
言葉の意味も、しっかりと理解している人達は、少ないです。
人が人生において、命を貰って、自分の人生の終末から消えて行くまで、関わって来るものでもあります。
先ずは、自分が此の世に誕生するには、親の因縁があります。
最近は、晩婚化もしており、社会状況の中での環境の変化など、人々の思考体系も随分と変わりました。
全てが、{良い事か、悪い事か、}それは考える当人の心構えというか意識の問題になるでしょう。
人は、考え方によっても、体内の神経内分泌・ホルモン・免疫などのバランスが変化します。
昔から、結婚しても夫婦の間に、赤ちゃんが誕生しなかった場合は、当然に、何か原因が有ったものではあります。
でも、人の思考体系と体の血液のバランスなどによって、夫婦の間に赤ちゃんが出来にくくなった{感じ}もしています。
ストレスを抱え過ぎると、生理が止まったり、多すぎたり、色々と人の体も<自然のまま生きる>事から、逸脱しているみたいです。
何か生き方・心が変化して<歪な感じ>で、生きているって気持ちもしています。
突き詰めて考えると、これらは、全部「宿命」! 周囲の環境から<操られて>いて、当人は気づきません。
両親の間に、赤ちゃんができなかった。
これも、「宿命」ですよね。
生まれて来た赤ちゃん、いや、遺伝子の合体から{人}と考えるのかも、{人}と考えないのか、こんな事でさえも、周囲の科学者・医学者・生物学者・動物学者・人文科学者・宗教学者・宗教者、などなどからの見方で{考え方}が違います。
何時から、{人}と認められるのか、これも周囲から決定される「宿命」であります。
生まれる赤ちゃんは、未だ、心も意思も何も持たないのですから、周囲から、唯、決定される「宿命」ですね。
生まれた赤ちゃんも、親を選ぶ事は出来なかった。
生まれた赤ちゃんから、考えるとですね、此の世に投げ込まれるのは、完全なる「宿命」ですよ。
誕生したくなかったと考えても、自分の意志は全く無いのであり、両親からの合体によって、地球上に投げ込まれるのです。
人として、五体満足に誕生して来るかと言えば、実は、そうでなかった場合も、多々、あります。
人は、自分の思う通りにならないのが、人生であり、「宿命」ですね。