此の世に存在する生物には、全ての出発点が有ります。
どんな生物も、自分勝手に独りでに、此の世に現れるものでもありません。
どのような生物でも、「「回帰現象」」を持っています。
一番に良く分かるのは、一群の魚ですよね。
川で生まれてから下って、大海原に出て行きます。
そして、ある時期が来ますと、自分の誕生した河川に戻ります。
そんな魚も、案外と多いです。
他の魚でも、大海原でも、泳いで生活する範囲は決まっています。
地球上の季節によって、自分達の獲物を食べながら、海洋を動いていますし、季節毎に同じような生活をしています。
動物でも、同じでしょう。
季節によって、草原での食物を食べる範囲が決まっています。
季節によって、大きな移動をしています。
自然の生物で、同じ範囲だけで生きているものは少ないでしょう。
小さな場所にしか移動できないものでも、それなりの移動をしながら、生物や植物を食べたりして、小さな移動をしていますが、自分の誕生した範囲から大きな「「移動」」の見られるのは少ないでしょうね。
一群の鳥や蝶々でさえも、大群をなして飛んで行くのも見受けられます。
遺伝子に組み込まれたような「「状況」」だとも思われます。
それほどに、人間のみならず、生物の全てが自分の誕生した場所からは、簡単には離れる事は、案外と「「こころ」」の葛藤へとつながるようですね。
「「ル―ツ」」って、あまり人間は感じていないようですが、「「無意識」」に中に埋め込まれているので、普段は気づかないのでしょう。
「「ル―ツ」」が不透明なのは、どのような生物にとっても、大変なようですね。
人間などは、この世に誕生させた両親の顔を知っていないと、大変に{{こころ}}は不安定なままで生きる事になります。
勿論、片親しか知らない場合でさえも、{{こころ}}の葛藤は沢山と持つ事になります。
また、両親が生きていても、両親が夫婦喧嘩ばかりしていますと、もっと、良い親が自分には居たのではないかと考えたりもします。
子供達が、成長する過程で、親の「「圧力」」とは大変なものです。
どうぞ、少しでも良いですから、人間の「「ル―ツ」」となれるように願っていますが、子供達にとって、良い親だと思われるような親になる事を、考えて下さいませ。
有能な「「心理士」」の皆様方も知って欲しいのですが、人間にとっても「「ル―ツ」」は凄く大事ですから、皆様方へ{{お知らせ}}しておきます。
どうぞ、宜しく、お願い申し上げます。