<<人生>>「人間って面白い・・・」(1)

 当方、医師であり、臨床心理士であります。

 30年来、医師で仕事をしながら、心の治療にも関わって来ています。

 病院、医院の通院患者さんで、全体の60~70%の患者さんは、心の病気を抱えて

 いると言われて、既に、かなりの年数が経ちました。

 

 {閲覧分}にも、当方の人間治療、病気治療などについて、「「真実」」を述べて来た積もりであり、また、{心の世界}と心の{再生}・{新生}について記載しています。

 その後、日常診療においても、当方では沢山の人達を診療しております。

頭痛がする、などの訴えの人達も多いです。

そんな時に、当方、対処は随分と考えながら対応します。

 先ずは、MRI検査で、頭の脳実質を検査したり、MRAと言って、頭蓋内の動脈を造影剤の使用をしないで、動脈だけを検査して、動脈の狭窄とか脳動脈瘤などが、無いかどうかを確認します。

 その上で異常が無ければ、本来的には、その人が心の葛藤を抱えているがために、頭痛などが発症する訳ですから、心の治療をするだけで充分に、<根源的治療>が出来ます。

 

 唯、唯、薬を全く否定する積もりは有りません。

私は、医師であり、心理士ですから、医師の言い分も分かります。

また、心理士の言い分も理解できます。

 どちらが、正しいのでしょう。

投薬が正しいのか、心理療法が正しいのか、ですね。

当方では、長年月間にわたり心理療法に関わっていますが、<悩まないで生きる人間>になって欲しいのが、当方の真実なる言い分です。

悩まないところに、頭痛なんて、有りません。

悩まないのに、頭痛が有るなら、なにしろ、<悩まない>と言っている人達、その人達の心に大きな問題を抱えているのですが、・・・・。

仕方が、無いですよね。

 

 自分で悩みを沢山と抱えているのに、自分では本当に<悩みを持っていないと>自負している人達が見られるから、人生って誠に不思議です。

勿論のこと、人間の眼には見えない範囲で、先天性の原因による場合も有るでしょう。

でも、人の眼に見えないものへ、あれやこれやと、因縁を付けても<何をかいわんや>です。

 

 <悩まないで生きる人>になる事なのですが、自分が悩んでいても、悩みは持っていないと答える人達が多いのには、随分と驚かされます。

自分の生い立ちから、人は必ず心の葛藤を抱えて成長するものです。

 

 出来るだけ、生い立ちに遡って、自分を詳細に見詰める事です。

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