そっとしてあげて、休養させておいて、うつ病者が自分で立ち治るまで、自立を待っていますと、逆に<幼児帰り>して、ドロップアウトして会社などから退職せざるを得ない場合も沢山とあります。
悲しい出来事ですね。
人生について、学問的に詳細な知識を持たなくても、<悟れなくて>も、周囲の人達や自分の置かれた環境に対して<不満を持たなけれ>ば、いや、<恨みや不平や不満やヤキモチや嫉妬>など持たなければ、絶対に{うつ病者}にはならない筈ですね。
勿論、見栄や虚栄心を持ち過ぎても、{うつ病者}にはなるでしょう。
見栄や虚栄心が実現されないと・・自分の望む物事が得られず・・・落ち込みますね。
自分の実力と力量に従って生きる事なのですが、心の世界については、医師が無頓着であり過ぎるのではないでしょうか、大学の先生方を含めてですね。
以前に、私の心理療法室に、国立大学の精神科の教授が訪問された事がありますが、カウンセリングでは、自己の潜在意識や無意識の世界を上手に拾い上げて<過去の再解釈・過去の意味づけの受け取りなおし>が困難だと言う事は、一致していました。
7泊8日の宿泊での心理療法では、カウンセリングの1年間の<心の量>をこなせるのだと話した事も一致していました。
「客観的過去の自己分析」を受けてもらわないと、うつ病者の人生も悪い方へ傾きますし(人格の改造なきまま、生きるので・・)、当人にとっても<人生の損失>は大変なものですよ。
また、人間って悩んだ時、うつ病になった時もそうですが、もっと心の大きな「器」の人間になれるチャンスがあるものですね。
但し、そっとして休養させてあげただけでは、駄目で、心理療法「客観的自己洞察法」を受けさせて、己の自分の「器」を確認させてあげておかないと、ですね!!
良い方への人格改造が重要ですね。
また、当人が自立するのを待っているだけでは、最後まで自立できずに、ドロップアウトして退職や自殺にまで至るケ―スは、沢山あります。
結論としては、悩まない人間になる事、そのためには、無意識・潜在意識・顕在意識、深層心理と表層心理、本音と建前、この考え方が揃った時には、海馬の中の<過去の記憶も渦巻いて座している>事は無い筈です。
大脳内の生理学的化学的物質の変化が先か、思考体系の崩壊が先か、どちらが先かの問題ですよ。
日頃から、人生を生きるのに、悩まず生きられれば最高ですが・・・。
逆に、悩まない人にしてあげる事、そのもので、大脳内の神経内分泌ホルモン免疫のバランスも良好に変化して行きます。
悩まない人は、大脳内のホルモンや神経内分泌や免疫などのバランスは壊れないですよ。
などなどの使い分けが出来る事なのですが、一般的には、うつ病者には、こんな言葉も伝わりません。