<<人生>>「社会適応」(15)

 大人の世界に近づいて来ると、思春期から~終末までにかけては、基本的には、食欲・性欲・睡眠欲・金銭欲・名誉欲、などなどと、考えていても良いですね。

 

 これらの欲望を、どれほどにコントロ―ル出来るか、上手に{昇華}できるかでしょう。

勿論、食欲については、人は誕生した時から、自然の本能として持っています。

睡眠欲も、同じでしょう。

この二つは、本能として当然ですが、食べられない、お乳が飲めないだけでも大変です。

一方で、人間社会が裕福になれば、それだけ人間の欲望も歪化してしまい、過食や拒食などの症状も心の葛藤から発症しますね。

そうすると、長期間にわたり入院したままでの生活となり、社会適応できません。

 

 睡眠についても、赤ちゃんや子供の時からでも、周囲の影響で眠れなかったりしますと必ず病気になるでしょう。

成長してからでは、不眠症やうつ病などで、{不眠}になると、睡眠欲なんて考え方を越えてしまい、<自殺願望>まで出て来ます。

勿論、社会適応できませんよ。

 

 性欲については、人はある程度の思春期が近づいて来ると、普通は誰でも日常生活において、全ての性欲を満たして生きるなんて出来ません。

これも、どういう状況で適応するか、本当に思春期から~一生を通してこの欲望に適応しなければ、なりませんね。

この欲望については、詳細に考えると、犯罪にもつながって来ますね。

 

 金銭欲、名誉欲、これらも同じでしょう。

満たされないが故に、犯罪につながって行く場合は沢山とありますよ。

金銭欲については、人は年老いても、年老いても、殆どの人たちは死ぬまで<お金を追い求めて>いますよ。

自分が死ぬまでの生活費は、充分に持っていても、それでも、なお更に、お金を追い求めるのが人間みたいです。

勿論、例外もありますが、沢山とお金が溜まって、社会に<寄付行為>などする人達も時折に、見受けられます。

 

 名誉欲ですね、これも<人間って案外と欲しい>みたいですよ。

人の心って、大変ですよ、ヤキモチ・嫉妬・不平・不満・孤独。寂しさ・恨み・などなどが入り乱れて来ます。

まあ、この「五欲」については、充分に上手に{昇華}しながらですね。

 

 子供達、生徒や学生さんについては、人間社会での事柄は知っておりません・・・・・・・。

学問、スポ―ツ、芸術、演劇、歌、宗教、様々な分野の習熟と学問、などなど、親の超自我のもとに植え込まれて育ち、やがては親の考え方から卒業して脱皮して、人間社会に適応しなければと、思われます。

 

 自分の心を知る「心理療法」が重要です。

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