そうですね。
人の歩く道は、常に、{不透明の道}を歩き続けて、そして、{不透明な道}から此の世を去って行きます。
此の世を去って行くのが、当たり前ですが、人によっては簡単な事実を認めようとしないし、「死」について、考える事そのものを忌避するくらいですよ。
まあ、人が長寿で生きていますと。終末の時には、色々な状況が見えています。
① としては、あまり長寿でなくても、抱える病気ですが、自分では、予期できません。
心筋梗塞などで急逝する場合も、多々あります。
心筋梗塞でなくても、心房細動や各種不整脈や心不全などにて、
死の道へ歩いて行く事にもなります。
② 急性脳血管障害で片麻痺、その他の慢性脳梗塞症などで、寝たきりで生活状況も低下して、「死」への道にと入ります。
③ 多いのが、悪性の各種の癌で「死」への道へと歩いて行きますが、限りない悩みや苦しみ悲しみや嘆きや疼痛などを抱えて、足掻いて死んでゆきます。
自宅で麻薬の注射を受けたり、入院したまま麻薬の注射を受けたり
点滴なども受けて、最後はあの世へ旅立ちます。
④ 慢性脳梗塞やアルツハイマ―型痴呆症にて、全身状態も衰弱して行きます。
この病気で、まだまだ足の動きが良い時に徘徊などで、街へ飛び出
して交通事故で死亡する場合もあります。
⑤ 高齢者になると、急性肺炎にもなりやすいし、抗生物質の点滴を受けながら、7日から~10日間も寝たきりで衰弱して動けなくなり家庭で面倒を見る人が居なけば施設に入らないといけない場合も出てきます。
⑥ 上記、①②③④⑤などの経過を辿り、最後には、自分の意志で食事を食べる事が
難しくなります。
食事時の嚥下が上手にできず、誤嚥や窒息や嚥下性肺炎を繰り返します。
昨今では、胃から管を入れる胃婁や、鼻からの経鼻経管栄養など、他者から管に流動食事を入れてもらい、寝たきりの歳月が流れるケ―スもあります。
もはや、このような方法を取り入れても、全身状態が衰弱したり体質によっては、経管栄養しても、誤嚥などを起こして熱発&肺炎などを合併して生命を長く維持できない場合もあります。
今、当方が述べた①から~⑤までの過程で、多くの場合で人の生命は流れてゆくでしょう。
ここまでに至る前に、誰が自分の{死に様}を予想できるでしょう。
何人も、自分の最後の終末を、如何なる状態で迎えるかは、不透明であり、{不透明な道}を歩く事になるでしょう。
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