<<不透明な道>>不透明な道(2)

 前回1.では、やや{総論}を閲覧としましたが、各論に入って伝えていきましょう。

そう、宇宙って、何ですか。

惑星って、何ですか。

地球って、何ですか。

世界の国々って、何ですか。

人の個人は、小さな地球に誕生して来ました。

自分が好き好んで、誕生して来た訳ではありません。

「因縁」ですよね。

 

 全ての物事、人間の全てが「因縁」の世界で流されています。

{時間}と{空間}の狭間の中で、流されています。

先祖代々から継続して、父と母の結合によって、人は誕生してきます。

ここまで考えると、辛い思いもしますが、時には考えるのも良いかもしれません。

 そう、人間の存在って、単に、<DNAなる遺伝子を受け継ぐ>だけの物体にすぎないかもしれません。

物体ではない、生きているではないかと、主張する人もいるでしょう。

そう、考えたいのであれば、そう考えても良いでしょう。

人間個人の考え方は、自由ですからね。

 

 ・・・・でも、ここでは、悩まない{人間}になるのが目的ですからね。

究極的に試行錯誤してみても、やはり、人間って生きており特別に他の生き物とは違って「会話」・「行動」・「心」など抱えています。

それでも、なお、確実にDNAなる遺伝子を子孫に残している事実、時には、DNAを子孫に残せないで悲しみを抱いて生きる場合もありますが!!!。

 「喜」・「怒」・「哀」・「楽」などなど、全てが「因縁」の世界の中の出来事ですね。

人間も固体と同じだよ、単なるDNAの運び屋だとの考え方もあるでしょう。

確かに、間違いない考え方です。

でも、あまりにも味気ないので、人は<特別な生き物として話しましょう。

 

 生まれて来たばかりに、悩んだり悲しんだり惨めな思いをして一生を過ごす人達、或いは、途中で、自分の「生命」を処置して抹殺してしまう人達も居ます。

所謂、「自殺」ですね。

 自殺する人達は、自分の人生が<不透明>で、自分の存在すらも<不透明>な状況になっています。

「自殺」する当人は、それで{涅槃の世界}には入れるのですから良いのですが、周囲の人達は悩みます。

周囲の悲しむ人達も、彼等が何で自殺したのか理解できず<不透明>に感じていますから、所詮、沢山の人達にとって、人生は<不透明>でしょう。

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