30歳にもなると、もっともっと、自分以外の他者との関係が余計に<<気になってくる筈>>でしょう。
男性は勿論の事、現代の女性は、昨今では、殆ど全ての人達が仕事をしています。
一方で、男性と女性の結婚率は、低下してきています。
そうですね、例外もありますが、人間として生まれて来た以上は、必ず、「性欲」はつきまとうし、好きな人を見つけて誰かと結婚したいと、考えるのが普通でしょう。
しかし、今は、社会情勢の変化もあり、結婚していない人達も沢山と見られるようになりました。
男性も、女性も、ですね。
彼等は結婚したくても、人間との付き合い方が明確に理解できません。
如何に、上手に「会話」と「行動」と「心」を相手に合わせるか、それが出来るか、どうかでしょう。
人間社会の色々な科学や技術の発達によって、便利な器具を利用して日常生活を過ごす事が増えてきました。
要するに、自分以外の他者との心の交流が、下手になってきたのです。
結婚したくても、結婚生活を続ける能力を、その「力量」が無い事を無意識的に気づいています。
「結婚できない事」が、また、「劣等感」になっていますが、自分で自分の心を確実には気づいていないから、仕方がありませんし、大変な「劣等感」を抱いています。
「劣等感」は、自分の心・性格・人格の問題から生ずるものですが、人間って、この事を気づかないから、不思議ですよ。
自分の心の{欲求不満}を抱えるが故に、自分の周囲の他者に対しても環境に対しても、更なる、周囲への{共感}に困難となり、不満や心の葛藤を持つようになるのです。
一度、同じような事柄に触れましたが、家族内の心の葛藤を抱えていれば職場にても、心の葛藤は生じ易いです。
反対に、職場で心の葛藤を抱えていれば、家族の中でも心のストレスを抱え易いです。
職場不適応が、現実の中では、家族の{心の病}が隠れていたケ―スです。
家族の病も同じで、職場の{病}が出発点であった場合もあります。
人間が、自分の人生を幸福に生きるためには,とことんと,[己の心]を自分で喝破しておくのが重要です。
30歳頃では、まだまだ、自分の外側に{青い鳥}を求めて彷徨い続ける日々が多いでしょう。
だが、こんな生き方では自分の真実なる人生を歩く事ができないと、何時のこと気づくのでしょう。
「劣等感」は、簡単には、己の心と体から離れて行きません。