「怨憎会苦」って、具体的に説明して下さいますか。
「四苦八苦」の、一つですよね。
理解しやすい、言葉があるでしょうか。
少し説明して下さいますか。
{お答え}
怨憎って怖い、心です。
でも、人間って誰しも<こんな心>を持っていますね。
こんな心を持たないで・・・、持つから故に<悩むでしょう>なんて言っても、人はなかなか{こんな心}を捨てません。
自分の知っている人に対して、マイナスの感情を抱える事が多いです。
{やきもち}、{嫉妬}、{妬み}、{恨み}、{憎しみ}、{嫌い}、{憎しみ}、{立腹}、{悔しさ}、{呪い}、などなどと、人間は悲しいほどにマイナスの気持ちになってしまうのです。
自分の知っている人が、自分の家のすぐ傍に蔵を建てると<やきもち>と<嫉妬>と<恨み>などを持ち始め、苦しんだりする場合が多々あります。
蔵だけでなく、車、貴金属、人の容姿、人の名誉、地位、金銭、などにも、多くの人達が<妬んだり>、<やきもち>をやいたりするものです。
無意識的には、誰もがこんな気持ちを持つようです。
教えられて、初めて気づく場合もあります。
人間って、劣等感や優越感など持っていて、こんな気持ちになり易いので、注意が必要ですね。
優越感は、そのまま、劣等感とつながって来ます。
怖いですよ、「怨憎会苦」って・・・、これも、人間の本性を言っていますね。
意識していても、意識をしていなくても、自分では気づかないままに、直ぐに、自分の心に<悲しい心>、<恨む心>を、持ってしまうものです。
そんな心で、{心身症}、{神経症}、{うつ病者}になってしまうものですからね。
一般庶民、更に、政治家や官僚や、どんな人達も自分の立場だけを重視しており、自分の立場が転落しないようにと、いつも考えています。
私は、マイナスの気持ち、そんな心は全く持たないと豪語している人達、そんな人達は自分の心を、自分の内側の心に<眼を向けていない>人ですからね。
私は、私の心に<自信がありますよ>と言う人達が居ます。
だが、自分の潜在意識と無意識を、しっかりと納得していなければ、突然に壊れて行く場合がありますので、注意が必要ですね。
人間の{心}って、脆いですよ。
何か、有る度に、一つ一つと{心の葛藤}が溜まってゆきますからね。
やきもちを焼かない、嫉妬しない、妬まない、恨まない、憎まない、腹を立てない、そんな人達になって欲しいです。