<<人生>>人生への理解(16)・・・人対人・・・

人生って、{何だろう}って、日常生活では誰も考えません。

いや、人は死ぬるまで、そんな疑問さえ持たずに、自分の一生を終わって行きます。

皆が皆、一生懸命に生きている積もりでも、案外とボンヤリとしたまま生きてボンヤリとして一生の終末を迎えて滅して消えて行きます。

 

人生については、色々様々な見解があるでしょう。

自分の事だけ考えて、食にありつければ、それで良いではないかと言う人もいるでしょう。

 

でも、人生って、先述していますが、誰一人として誰とも接触せずに、自分の人生を一生なんて不可能ですよ、ね。

人間の個人対個人の会話、商売のための個人対複数の人との会話なども必要です。

そこには、人間って、無意識的にも、自分で表面上の心では気づいていなくても、{私}と{貴方}、{優越}と{劣等}、{勝ち}と{負け}、{善}と{悪}、{美}と{醜}などなどの諸々の意識を持っているものですね。

 

{四苦八苦=前述している}なども、当然に、人が生きる限り、克服できて生活できれば、何も言う事はないでしょうが・・・・・・・。

ともすれば、不平、不満、悲しみ、淋しさ、孤独、やきもち、嫉妬、妬み、恨み、怒り、怨念、嘘、盗み、罪、諸々のマイナスの感情を持ち易いものです。

格別に、人が(胎内に居るときから・・)誕生してから、自分の母親や父親や兄弟姉妹に対して、不平や不満、などなど持たないで育つ人は誰も居ない筈です。

考え方は、幾らでもあります・・・・・・・・・・・。

 

子供の時から母親や父親、或いは、自分を育ててくれた人に対して、全く不満を持たずに育つ人はいません。

全く、不平や不満を抱えないで育つと言う人は、ともすれば、全く親離れが出来ていないで、{甘えん坊}そのままで、精神的に大人には成長しません。

自分以外の相手に対して、無意識的に心の共感と拒絶を持ちながら育つものです。

自分一人で、世の中を育っていくものではないということが分かるでしょう。

 

誰もが、自分の過去を調べていくと、心の{因}が見えて来るものです。

現在が、幸福であれ、不幸であれ、心の世界について詳しくなりますので、現在の悩みや苦しみも、自分で解決できる人となれるのです。

何故なら、自分の本音と建前の心の{カラクリ}を充分に把握が可能ですから。

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