Y様、当院での内観後の感想文です。
掲載の許可をいただき、ブログに、載せさせていただきました。
<<内観>>
私は、十年位前に足にしびれを感じ、病院に、行きましたが、異常がなかったので、そのままにしていました。三、四年前から足のしびれがひどくなったみたいで気になり始め、いろいろな病院に行きました。三年くらい前に整形外科では異常がなかったのですが、姉から勧められて、飯塚のせき損センターまで行って検査をしてもらいましたが、やはり異常はありませんでした。それで、病院に行くのをやめていましたが、やはり気になったので、又、病院に行きました。整形外科、脳神経外科などすべての科に行きました。
MRIもとってもらいましたが、分かりませんでした。
近くの病院、人が良いといったので北九州までも行って検査をしてもらいましたが、分かりませんでした。それで最後は脳神経内科で、病名をつけなければ薬は出せないということで、うつ病の薬をもらいました。でも、友達から、「そんな薬を飲んでも大丈夫なの」と言われ、不安になり薬を止めました。
それでも、まだ足のしびれが気になっていたので、大学病院の脳神経外科に行きました。
検査をして足根管症候群ではないかということで、整形で足専門のDrがおられる某病院に行きました。
ここでは、足のMRIもとったけれど、足根管ではないみたいだとビタミン剤をくれました。
二ヶ月間位飲みましたが、足のしびれは変わりませんでした。
先生から心療内科に言ったらと言われて、病院を探しました。
電話帳で探して行ったら、そこは休みでした。その話を職場でしたら、友達が病院(当医院)を教えてくれました。自分の姪が一週間位通って、今元気に働いているとのことでした。病院を探して、やっと着きました。心療内科って何をするのかなあと思いました。
いろいろな話を聞いてもらったら、先生は「なおる」って言ってくれました。治療の方法の説明で、一週間屏風の部屋で書くとのことでした。
今まで、どこの病院に行っても分からなかったので、とにかく何でもしてみようと思いました。
「内観」という言葉もはじめて聞きました。文を書くことも苦手で、漢字も全く分からなくて、難しいなあと思いました。それに、過去のことを思い出すのが大変でした。父の事、母の事、姉の事、主人の事、書いていたら、してもらった事ばかりでした。
びっくりして、自分が何もしてあげられなかったことに気づきました。
今までに、子供の頃の事など思い出したりした事がなかったので、とてもなつかしかったです。両親には、とても大事に育ててもらって感謝しています。
又、楽しかった事、悲しかった事、今までにいろんな事があったなあと感じました。
病院に来て足のしびれがなくなれば良いと思っていましたが、内観をしてそうでないことが分かりました。
自分でも気持ちを変えないといけないと思っていたのですが、なかなか気持ちを変える事ができませんでした。
いろいろと書くことで、思いが少し変わってきたような気がします。
感謝の気持ちを忘れずに、楽しく生活したいと思います。
<<追加>>
最後、所長との面談で、自分の好きなことをしている時、遊んでいる時は足のしびれはないので、ご自分から「勝手病でしょうね。」と話され帰宅されました。