106歳~110歳では、もう話をする事も無いかもしれません。
無理ですよ、この年齢まで生きるのは・・・・。
格別に、この年齢まで長生きをしている人も、時折ですが見られます。
人間の生き様って、大変です。
何時、何処で、どんな具合で、人生を終わるか、それが問題です。
歴史に残る人間になりたいのか、それとも、そんな事なんか関係ないよと考えているのか、でしょうね。
しかし、長く生きれば歴史に残る訳でもありません。
格別に、日本で、いや世界中で一番に長生きをすれば、それは歴史に残るでしょう。
ですが、長生きした当人は幸せなのか、孤独なのか、その判断さえ出来ない場合もありますし、多くのケ―スで認知症を合併している場合が殆どでしょう。
では、認知症になった人達は<<不幸せ>>かと問われれば、それはそれで人間世界の避けられない事実であり、事実を受け止める事しか有りません。
そう、子供達も既に先に<<亡くなっている>>場合も多いでしょう。
孫や曾孫が、それなりに幸せな気持ちで長生きした高齢者となれれば最高でしょうが。
人間の頭、脳実質の思考力の限界もありますでしょう。
MRI〈頭〉検査などしていると、どのくらいに脳実質が傷んでいるのか充分に分かります。
元気な人達が、時折ですが、自分はあまり長生きをしたくないよと,言います。
それでも、残る家族が如何にお世話するか、どうかですよ。
勿論、施設でも入院でも、幾らかの金銭を必要とします。
更に、お年寄りの人によっては、嚥下&窒息で<<運が悪い>>と亡くなられる場合もあります。
経管栄養(鼻管から、胃婁から)でも、窒息は起こる可能性が有りますね。
お世話する側も、随分と気遣いします。
110歳で、自分で食事を食べる人は、多分に見つからないような気もします。
仮に、居られても、これは凄い事で、立派に長く生きて居られる場合です。
滅多に、見られないのではないかと感じていますよ。
何度も繰り返しますが、この年齢で心も体も健康な人は居ないでしょう。
そして、人間の命は一度でも来世に旅立つと二度と此の世には、戻って来られません。
このあたりの人間の命を如何に判断するのかも、難しいですね。
当人が、また、金銭を沢山と持っているか、どうかで家族の判断も違って来るでしょう。
当方は、人生は一回だけ一回限りの人生だと考えていますよ。
人間、何歳まで生きるか、「宿命」、「運命」、「天命」にも関わって来ますからね。
人生をしっかりと、理解しておきましょう。