私は、現在と未来を考えて進む事が、人生の{修行}と考えます。
{過去を振り返らず、前だけ向いて前進すれば良い}と思います。
普通の人達、また、多くの人達が<そのように>言います。
過去は過ぎた事で、考えても、過去に戻れませんから・・・・・・。
{お答え}
確かに、人の体も、心の変化も蓄積して行きますし、年老いて行くだけですね。
老いる事、死ぬ事などの、当人が、皆が誰も自分達の心と体を納得して此の世から滅して行ければ、格別に立派な人だと思います。
だが、残念な事に、人々は誰もが自分の人生とか、人生そのものを、そして、地球上での全ての人々についての人生を熟慮していません。
多くは、「生」だけを考えます。
即ち、生きる事、人間世界を生きて生活するだけで、それから、全ての人達は<自分が何か得をする>事を考えて生きるものです。
自分の思ったとおりにならないのが、人生なのですが・・・・。
自分の好み通りにならなければ、人々は悩んだり苦しんだり不満を持ったり嫉妬したりして、苦しみながら生きる場合が多いです。
そんな人達が、自分で自分の心をコントロ―ルする事は出来ませんし、心の解決って難しいものです。
自分で自分の心を変革なんて、とても出来ないから悩んだり苦しんだり、心の病気の人達が出て来ます。
時には、昨今では、うつ病者と自殺の問題が沢山とマスコミにも報道されています。
御質問のように、自分の人生は、自分が自己決定して生きるのが、ベストだと考えます。
当然の事、ですね。
でもね、人生は長い?人生は短い?人それぞれに考え方が違います。
自分の人生の長さも、短さも、不確定なのです。
また、自分の人生が今後の生活で<恵まれる>のか、<悲しい状況>に置かれるのかなども、不確定です。
誰も皆が、一生懸命に自分の人生を立派に生きるように、考えているでしょう。
しかし、自分の過去を振り返らない限り、{どんな人間・・か??}を知る事は出来ません。
前だけ、未来だけを眺めるだけで、人の心は良い方に変革されるかと、言われれば、絶対に無理があるでしょう。
先述したように、体と心の相関(カラクリ)は積もるだけで、年齢を重ねます。心と体はつながっています。
体を鍛えても、人間本来の心の{再生}は困難です。
心を丈夫にする、悩まない人にすると、体の一部もバランスが取れて{{生き甲斐}}のある人生を獲得できます。
心身相関、心身一如、自分の過去を知る「心理療法」が重要です。