<<心の世界>>36の質問 (3)

        人生で、何となく、ストレスを感じます。

  どうして、私はストレスを感じるのでしょうか。

 

{お答え}

 ストレスと、言われましたが、どんな状況でストレスを感じるのか、何処で、如何なる時にストレスを・・・、ですね。

人は、誰も皆が、同じ状況でストレスを感じる訳ではありません。

ストレス=心の葛藤と言っても、良いでしょう。

 皆が<生い立ち>も、違います。

だから、それ故に、ストレスも、人によって同じ事が有っても<ストレス>になる人と、ならない人が居ます。

人間って誕生した時から、自分の眼前の人や環境を意識しながら育ちます。

誕生から、幼い時から、幼少時期から、学童時期から、生徒や学生の時期から、何時も何らかの心の葛藤=ストレスを溜め込みながら、生きているものでしょう。

 

 当方、20年以上も「心理療法」に関わって来ています。

今、人が生きていますよね。

何を考えて生きているか、一般の人達には理解できないでしょう。

多くの人達が、一生懸命に生きている積もりなのです。

 でも、本当は違うのです。

それは、何故かと言いますとね、自分の心をしっかりと確認しないままで生きているからです。

本当の自分を、納得して生きるのであれば、自分の潜在意識や無意識、或いは、本音と建前の心を確認しておいて欲しいのです。

そんな自分の心の深い深い基盤になっている真実なる「心」を知らないで生きているのなら、本当に生きている積もり、あくまでも<<積もり>>ですよ。

 

 そうでありますから、ストレスを何故に感じるのですかと、問われれば<<自分の深層心理>>を知って納得して生きていない事になります。

そうですね、本当の自分の心を心底と、納得して生きていないと、どんなに有名な人、地位や名誉などある人達も、心の底では病んでいる事が多いです。

 ストレスを感じるとすれば、まだ良い方です。

沢山のストレスを抱えていても、私はストレスは全く持っていないと言う人が居ます。

こちらの人は、本当に大変ですよ。

悩み苦しみながら、ストレスが無いと、言われれば、人間的には<どうしようも無い程の愚かな人>ですが、自分はこれでも<愚か>ではなく、他者が<愚か>だと思うのですから、人の心って面白いです。

 

 ストレスを感じる人は、ストレスを感じない人になる、「心理療法」を受ければ、人の心は変わるものです。

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