一般的に{うつ病者}は、自分が真面目だと思って生きています。
そして、色々な物事が自分の思う通りにならないので、心の底には気づかない間にストレスが溜まって来ます。
時折ですが、{うつ病者}に「自分にはストレスが無い」と言う人もいます。
非常に自分の心に鈍感な人です。
ストレス無くして「うつ病」になる人間は居ません。
ストレスを“感じていない”のと、“持っていない”のとは、別個の問題です。
自分の心について、また、他人の心についても、見えていない人です。
人間、ストレスを持たないで生きている方が、どちらかと言えば不思議な人でもあります。
しばしば聞いている話の中に、「自分の心は理解できるが、他人の心は理解できない」と言っている人もいますが、特に自分の心について<疎い>ものだから大変です。
医学の教科書には、うつ病者は真面目であるとか、真面目過ぎるとか書いてありますが・・・はたしてそうでしょうか・・・・。
お世辞を言っても意味が無いと思います。
最初から「心の本質」について、しっかりと教えておく方が、{うつ病者}を治療する時に治療し易いであろうと思われます。
早く言えば、矢張り{うつ病者}の心は人間世界を生きる知恵を持たないのだと、伝えておきます。
心の底では随分と心が濁っているのに、自分の心の底を見ていないので気付かないのです。
見栄や虚栄心については、人は誰でも持っているものです。
けれども、実力も力量も無い人が見栄や虚栄心を持つと、心は多大に疲れます。
自分の実力範囲で、実生活をする事ですね。
また、人間社会で働いていると、思わぬ出来事に遭遇することもあるでしょう。
仕事の時間を超過し、時間外労働などする場合もあるでしょう。
時間外に働いたから、「うつ病」になるのでは駄目ですね・・・。
どうしても、「うつ病」になりそうであれば、上司に申し出る勇気は必要です。
或いは、医師から診断書を書いて貰い、会社に提出する事です。
医師の診断書を以って休暇を取るのであれば、会社から解雇される事は有りません。
医師の診断書は重要です。
休暇を取る事が、自分の見栄と虚栄心で出来なければ、それは世間知らずであり、もっと俗世間についての学習が必要です。
これも、最終的には「自分の心の弱さを認めようとしない」自分の心の愚かさですね。
自分の馬鹿な心、阿呆な心、など、皆の前で曝け出せると自分が気楽になれるのですが、自分を良く見せようとするばかりに、素直に生きる事が出来なくなります。
{うつ病者}になったまま、人生を生きるのでは悲しいでしょう。
日常生活も疲れます。
また、他人を恨んだり、妬んだり、不満を持ったりする生き方になるので、人生が面白くなくなります。
心の底を見詰めて、時には、素直かつ綺麗な心である人になってほしいですね。
「インターネット心理療法」を受けて、丈夫な人間になりましょう。