<<家族・親子>>親と子(続編)22

 悲しい家族、悲しい人間達の集団があるものです。

幼い時には、心も考え方も年齢的には、しっかりと見えるのに、成長するにつれて大人になってから{{心}}がバラケテ来る人達も居ます。

凄く早く精神的にも成長したように見える方達が、人格的に壊れて、人間世界で生きるには<<役立たない人>>になる場合もあるから、そんな時には大変です。

「「大人子供」」が自分の人生を一生懸命に生きてきた積もりなのでしょうが、自分で人生を如何に解釈するかが問題なのです、大人になってから歪な人格が顕著になってしまい、自分の人生を自分一人で解釈が出来ません。

自分の意志と自分の考え方では、人生の道を進めないのです。

 

 人間社会で生きるには、ある程度の年齢になると、親から独立した考え方でもって自分の意志で生きる事が必要です。

唯、唯、学問がどんなに「優秀」でも、人間同士の<<触れ合い>>が上手に出来なくて孤独に生きるしかない場合もあります。

寂しい自分の「孤独な人生」を、生きる事となります。

孤独な人生を、自分で変えたいと考えても如何ともし難いものです。

社会適応したくても、対人関係にて「共感」・「妥協」・「受容」などの感情も理解できずに、如何に相手と<<お付き合い>をするかが分からずに、「会話」とか「自分の行動」とかも、自分の「心」を知っていないので動かしようがありません。

 

 性格&人格的にも、社会適応が無理な場合と、更に、{{うつ病者}}にまでなって身動きできない場合もあります。

どんなに内服薬を続けても、気分の{浮き}と{沈み}を調整しようとするだけですから、自分の心の「「器」」は大きくなりません。

こんな場合も、両親から受けついだ遺伝的な場合は別として、生い立ちの過程で作られた人格の問題の場合では、可能な限り<<改善して>>おくのが重要でしょう。

{{うつ病}}は勿論のこと、{{統合失調}}の場合でも、親の「「心理療法」」がない限り、子供達〈大人も含めて〉は{{精神的な発達を得られない}でしょう。

親と子供達が一緒に、同じ「「心理療法」」を体験する事です。

 

 {{うつ病者}}の治療では、普通は一週間程度の当人のみの「「心理療法」」で人格矯正が可能ですが、あまりにも未熟な場合では絶対に親の「「心理療法」」が無ければ、元の職場に復帰する場合が無理の事もあります。

それほど、子供が20歳~30歳~40歳~50歳~60歳・・・なおの年齢でも、その{{うつ病者}}の親が生きていれば、親の「「心理療法」」が必要なケ―スもあります。

それほどに、親と子供達の{{心}}は、伝染病の如くに伝播しているものです。

どうぞ、勝手に子供が自分で作った{{うつ病}}だ、との認識を取り除いて下さいませ。

親が「「心理療法」」を体験すれば、子供達も治ります。 

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