<<家族・親子>>親と子(続編)9

 親が子供を育てる段階で、簡単な事ですが、なかなか実行できない事柄があります。

そう、親は一生懸命に説教をしますが、子供が大人になった時に<<良い人間、素晴らしい人間、地位も名誉もある人間、お金に苦労しない人間>>などになってくれる様な、そんな人間に育てたいのです。

親、或いは、子育てする人達は、一般に、一生懸命に、子育てをしようとします。

親が自分の子供達の{{未来&将来}}を心配するのは、当然の事でしょう。

 

 時折にですが、子供を生んでも過放任だったり、最悪の場合では{{捨て子}}とされる場合もあります。

悲しい辛い事ですが、そんな親達も居ますから、子供の宿命は<<如何ともしがたい>>です。

このような場合では、最悪です。

運が良ければ、幸いに<<良い里親に貰われてゆく時も、あります>>がね。

里親も、育てられた子供達も、どちらも「宿命」を受けております。

里親に育てられた子供達は、里親の人達には十二分の「感謝」を持つべきです。

多くの場合で、捨て子にされた「不運」な子供達は、自分の親を恨むのが普通でしょう。

自分を此の世に、送り出したまま捨てて去ってしまった自分の親を恨むのは普通の出来事だと思われます。

 

 里親で育てられた人達は、本当に、里親の人に対して「感謝」と「恩」を感じる能力を身に付けて成長して欲しいものです。

同時に、辛いものは有るでしょうが、「宿命」ですか、自分の親に対して「拒絶感」のみを持たずに、「「受容」」を持って欲しいですね。

里親の立場から見れば、上手に<<子育てをする事>>でしょう。

子供達の考え方にも、耳を傾けて聞いてあげる姿勢が、凄く大切です。

普通の家庭の親でも同じですが、スパルタ教育で子供達が世間的に上手く育つ場合もありますが、非常に危険性も考えた上で育てる必要はありますね。

スパルタ教育で育てられて、一応、俗世間では有名で地位も築いて金銭も溜まった人間になれるかも知れません。

 

 マスコミはそんな普通の人達と違った人間像を追いかけます。

何でも、マスコミに載せて、沢山の人達がテレビや情報誌などを見てくれさえすれば、マスコミの人間は自分の職業達成で安心です。

当方、人間社会の成り立ちが、そんなものだと伝えているだけです。

スパルタ教育で育てられた人達は、そうでない育てられ方をした人達の気持ちを理解できません。

里親が、子供達にスパル教育をするのは、いろんな状況があり、無理があるものでしょう。

子供達の気持ちを十分に聞いてあげて、「共感」と「妥協」と「受容」することが大事です。

人間の面白さは、どんなに優秀で地位と名誉があろうとも、自分の生まれ育ったル―ツが不明だと、凄く自分の人生が不安となるものです。    

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